お知らせ

2019年07月17日

成田空港のひみつ

 
ここは狎こΝ瓩箸弔覆っている! ──いつもの光景に思わずそうつぶやいてしまいます。成田空港第1旅客ターミナルの展望デッキに立つと、目に飛び込んでくるのはカラフルでバラエティに富んだ塗装を身にまとったエアライン各社の航空機の数々。海外各地からの旅客便や貨物便が長旅を終え、数分に1回の頻度で滑走路に舞い降りてきます。それぞれが所定の駐機スポットに収まると、誘導路に待機していた出発便が入れ替わるようにして大空へ。その先には海外旅行という夢や憧れが広がり、見ていて飽きることがありません。成田に就航しているエアラインは世界99社に達しました。

190717

以上は、私の最新刊『成田空港のひみつ』の「はじめに」に寄せた一文です。「空港城下町」として発展する周辺エリアも含めた成田の犖什澂瓩髻△気泙兇泙奮囘戮ら紹介しました。

あの機体デザインはどこの会社だろう? 成田にはもう何度も足を運んでいるのにときどき見かけない塗装に出会うのは、いまも新規就航するエアラインが拡大している証拠でしょう。2020年の東京オリンピック・パラリンピックイヤーに向け、成田空港はますます大きく進化しています。

ぜひ本書をお供に、みなさんも成田に出かけてみてください。旅客ターミナルでの便利な時間の過ごし方や楽しい穴場スポット、あまり知られていない意外なトリビアなどを発見していただけると思います。『成田空港のひみつ』は来週から書店に並びます。

S.Akimoto at 05:20|Permalink

2018年12月30日

さよなら2018年

 
2018年も残すところ今日と明日の2日だけ。足の踏み場もないほど資料などが散乱していた書斎の大掃除を、先ほどようやく終えました。とくにデスク周りが乱れていると、いい仕事ができる気がしません。これですっきり、新しい年に向かえそうです。

181230

例年になく忙しい年でした。12月に出たばかりのKAWADE夢文庫の最新刊『ANAとJAL こんな違いがあったのか』を含めて2018年は1年間で4冊を刊行。また、私が総合監修&メインページの執筆という立場で制作をつづけてきたデアゴスティーニの『隔週刊 JAL旅客機コレクション​』も10月2日に創刊になっています。ほかに講演や雑誌での連載エッセイ、各メディアへの単発での取材レポートなどが重なり、Blogの更新もままならないほど忙殺されていました。もちろん、充実した1年ではありましたが。

181230-2

それらと並行して、私のライフワークともいうべきプロジェクトも進行しています。2019年は私にとって、間違いなく大きな勝負の年になるでしょう。その意味でも、新年を迎えるにあたってはまずは書斎の整理整頓からと思い、昨日午後から大掃除に取り組んできました。ふうっ!

Blog『雲の上の書斎から』も、また再開しようと思います。更新しなくても定期的に訪れてくれるみなさん、1年間どうもありがとうございました。よい新年をお迎えください。

S.Akimoto at 17:06|Permalink

2018年10月15日

空を飛べるのはなぜか

 
明日16日から、私の新刊が書店に並びます。今年3冊目の著書ですが、この本はかなりチャレンジしました。タイトルは『空を飛べるのはなぜか 〜もっと高く、遠くへ! 人と生き物たちの“飛ぶ”秘密に迫る〜』(サイエンス・アイ新書)。以下は、裏表紙のPR文です。

181015

空を見上げると、そこには実に「不思議」な世界が広がっている。飛行機はどうして飛べるのか? スイスイと空を渡っていく鳥とは何が同じで、何が違うのだろう? 闇にひそむコウモリ、草間の昆虫、ふわふわしたタンポポの綿毛、色とりどりの熱気球、宇宙を目指すロケット、近年話題のドローン……。さまざまな「飛ぶもの」の仕組みや秘密に迫る1冊(本書裏表紙より)。

単なる「飛ぶしくみ」の解説本ではありません。扱ったのは鳥や生き物、竹とんぼなどのおもちゃやスカイダイビングなどのスポーツ&レジャーまで。それら一つひとつとの私のこれまでの関わりを含め、「飛ぶ」ことに焦点を当ててエッセイ風につづりました。最終章では、私たちが乗って楽しめるヘリコプターや熱気球など旅客機以外の空飛ぶ乗り物にも言及しています。船や新幹線も登場するので、戸惑う人もいるかもしれません。しかし水面から浮上して進む高速船ホバークラフトや実用化に向けて動きはじめたリニア新幹線も、じつは「飛行機」としてとらえることができます。それらの飛ぶ原理なども、私自身の体験を交えながらできるだけやさしく解説しました。

書店で見かけたら、ぜひ手にとってパラパラとめくってみてください。遠そうで近い、難しそうでやさしい、華麗なる空の世界にごいっしょさせていただければと思います。

S.Akimoto at 20:06|Permalink

2018年08月12日

『空港の大疑問』

 
九州への出張や旅行で鹿児島空港に降り立つと、私は必ず寄るところがあります。国内線ターミナル到着フロアの1階、バス乗り場の近くにある「おやっとさぁ」です。鹿児島弁で「お疲れさま」「ご苦労さま」という意味の名前がつけれらたここは、温泉王国鹿児島をPRする施設として誰でも気軽に温泉気分を味わえる国内空港初の天然温泉足湯。訪れる人たちの憩いの場となっていて、いつ行っても賑わっていない日はありません。

180812

さて、そんな地方空港の楽しみ方も含め、進化しつつある日本のエアポートの「現在」にスポットを当てた私の新刊──『空港の大疑問』(河出書房新社)が発売になりました。内容は、滑走路などの基本知識からあまり知られてい空港運営の舞台裏、最新の技術から面白ネタまで。どのページから開いていただいても、気軽に読んでいただける一冊になったと思います。

足湯の話に戻りましょう。鹿児島空港と並んで、北九州空港の足湯も人気です。3階展望デッキに隣接し、雄大な景色を望みながら心身ともにリラックス。また中部国際空港へ行ったときは、すっかり名物になった「風(フー)の湯」で伊勢湾に沈む夕日をバックにのんびり風呂に浸かってから帰宅──というのもおすすめです。全国でも唯一の「滑走路に隣接した露天風呂」で、浴室内のスピーカーから飛行機の離陸・着陸音を流す演出がロマンチックな気分をさらに盛り上げてくれます。空港に用がない観光客もこの“空の風呂”を楽しみに訪れるようになりました。

札幌の新千歳空港ターミナルにも「新千歳空港温泉」という日帰り入浴施設があります。場所は国内線ターミナル4階、国際線へ向かう通路の入り口付近です。そんな情報も本に載っていますので、ぜひ活用して夏休みの空の旅の行き帰りを楽しんでください。

S.Akimoto at 22:45|Permalink

2018年02月19日

『飛行機の最新知識』

 
新刊『飛行機の最新知識』(KAWADE夢文庫)今週、発売になります。大型書店では先週末からもう並んでいるかもしれません。河出書房新社の同シリーズとしては、昨年7月に刊行した『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』につづく第2弾です。

180219

前作は「航空管制」をメインに書きましたが、新作では分野を大きく広げて、旅客機の機種やテクノロジー、運航に関わる人、航空会社まで幅広い項目を扱っています。旅客機を解説した類書はここ数年、ずいぶん増えました。私自身もこれまで複数の出版社から同様な書籍を出していますが、本書はいわばその集大成。単なる解説書ではなく可能な限り自分自身の体験をエッセイ風につづり、新ネタも随所に盛り込んでいます。

執筆の仕上げは、先月訪ねたチェコのプラハで進めました(2月1日のブログ参照)。本書の「まえがき」で私は「空の旅を重ねていると、旅客機のテクノロジーの変遷をリアルタイムで実感することができます」と書きましたが、航空に限らず「変化」を身体でとらえるには旅が欠かせません。「もうこれで書き切ったかな」と思っても、旅に出るとまた新しい発見が待っています。そういう意味でも、旅はずっとずっと続くのだろうなと思います。

初めて「空」に興味をもつ人のために、過去に書いたことも重要だと思う項目は改めて加筆して目次に含めています。その一方で、最近の体験から新たに書き加えた項目も少なくありません。本書を旅行や出張の際のフライトのお供にしていただけると、とても嬉しいです。

S.Akimoto at 00:02|Permalink

2017年11月04日

Japanology Plus

 
海外向けに制作・放送するNHKワールドTV(NHK国際放送)の番組の一部には、日本国内でも放送しているものがあります。そのひとつが、ラジオDJや音楽評論家として日本でもおなじみの英国人キャスター、ピーター・バラカンさんがMCを務める『Japanology Plus(ジャパノロジー・プラス)』。富士山から新幹線、神社、祭り、ラーメンなど、日本の魅力を多彩なテーマで諸外国に紹介している番組です。

171104

この『Japanology Plus』で今回、日本の航空サービスがテーマとしてとりあげられ、私もメインゲストとして番組に参加してきました。JALANAにも番組制作に協力してもらっています。

羽田や成田、福岡などの空港では2分に一度の割合で離着陸が繰り返されています。そうした過密ダイヤのなかで、JALは世界トップクラスの高い「定時運航率」をどう実現しているのか? 2020年の東京オリンピックイヤーに海外から訪れる多くの人たちを最高のサービスで迎えるため、ANAは現在どんなチャレンジを進めているのか? JALの羽田整備ハンガーで、ANA便が集まる羽田第2ターミナルで、ピーターのさまざまな質問に答えました。

番組は海外ではすでにオンエアされましたが、日本で観られるのはもう間もなく。11月7日(火)の午前3時30分からNHK BS1での放送です。真夜中の時間帯で、かつ英語での番組ですが、興味のある方はぜひ録画してご覧ください。詳しくはこちらの番組ページでどうぞ。

S.Akimoto at 05:45|Permalink

2017年08月26日

戦場カメラマン

 
私が出演するNHK国際放送(NHK World)の番組打ち合わせが今週、日本橋であり、担当ディレクターと内容などについて詰めてきました。今年10月から11月にかけて海外で放映される英語の番組ですが、日本国内でも1週間遅れでBSでオンエア予定。収録もこれからなので、詳細が決まったら改めてお知らせします。

170826-1

その打ち合せのあと、時間があったので、日本橋高島屋に寄ってきました。ベトナム戦争の最前線で命がけの撮影取材をつづけた写真家、故・沢田教一氏の功績をたどる写真展『沢田教一展──その視線の先に』が8階催事場で開催されていたからです。

ベトナム戦争は当時、世界が注目し、その“真の姿”を伝えようと日本からも多くの報道カメラマンやジャーナリストが現地をめざしました。必死の形相で川をわたる家族を捉えた沢田氏渾身の作品「安全への逃避」(1965年撮影、写真左上)はあまりに有名です。同作品で彼はピュリツァー賞と世界報道写真大賞を受賞しました。

170826-2

上の写真は、かつて南ベトナムと北ベトナムの軍事境界線が置かれた非武装地帯──いわゆる「17度線」です。「戦争終結40年」の節目となった2015年春に訪ねました。ベンハイ川に架かるヒエンルオン橋を旧北側から南側に歩いてわたりながら、私は頭に沢田氏が残した数々の写真を思い浮かべていたことがよみがえります。写真展は来週、28日まで。

S.Akimoto at 07:06|Permalink

2017年07月28日

『航空旅行』最新号

 
イカロス出版から出ている『季刊・航空旅行』の最新号(Vol.22)が発売になりました。私も毎回エッセイを寄稿しています。連載タイトルは「雲の上の書斎から〜ANNEX」。ANNEXとは「別館」の意味で、空の旅で遭遇する出来事や想いをブログのように自由に書いてほしいとの編集部の依頼でスタートしました。連載回数は今回で14回を数えます。

170728-1

さて、ご覧の写真は、今年4月末に北欧アイスランドを訪ねたときのもの。北部最大の都市アークレイリを起点に、この地だけに残されている“むき出しの自然”に触れる旅をしました。「クヴェリル」と呼ばれる地熱エリアでは、ブクブクと気泡が立つ泥の池や白煙をあげる岩場が点在しています。

今日発売の『季刊・航空旅行』の第1特集は「一生に一度は行きたい憧れの旅」で、私も連載エッセイに加えて久しぶりに紀行文を寄せました。日本からのアクセスで利用したフィンエアーのフライトレポートとともに、フルカラーで計12ページ。同行した写真家の倉谷清文氏の迫力ある画像とともに、ぜひアイスランドの旅をお楽しみください。

170728-2

もうひとつ、この雑誌では毎回書き手を変えて発表する「魅惑の浪漫空間を訪ね歩く/世界のエアポート」という連載もあり、ここでも今年5月にグランドオープンしたジャカルタ、スカルノ・ハッタ国際空港の「ターミナル3」について取材・報告しています。出張や旅行でジャカルタへ飛ぶ人たちへのお役立ち情報も盛り込んでいますので、こちらもぜひ!

S.Akimoto at 10:57|Permalink

2017年06月20日

7月のトークイベント

 
7月11日(火)に東京ミッドタウンで開催されるトークイベントまであと3週間になりました。今週くらいから再度、告知をかけていこうかなと思っていたら、申し込みはすでに締め切ったそうです。主催者であるスルガ銀行の「d-labo(夢研究所)」担当から「実施1カ月前の時点ですでに定員(80名)に達してしまった」と連絡がありまして。

170620

私のほうにも複数の問い合わせが届いています。まだ間に合うだろうと思っていた人も多いのでしょう。すみません。もし「これから申し込むつもりだった」という人がいましたら、私と個人的にメルアドを交換している方ならメールで、facebookでつながっている場合はメッセンジャーで一報ください。ある程度の人数であれば追加で席を用意できるかどうかを主催者側と相談してみます。私の関係者として招待できるワクも多少はあると思いますので。

今回のトークイベントでは「乗らない人でも楽しめる飛行機&空港の超おもしろ講座」と題し、航空の世界で多くの人がふと疑問に思うことを身近なエピソードを交えながら楽しく解説していく予定です。いくつかの質問事例はイベント告知文でも書きました(詳細はこちら)。当日お越しいただく方で「これを知りたい!」「これが聞きたい!」という質問があれば、こちらもメールやメッセージでお寄せください。1時間半という限られた時間ではありますが、お話しする候補に入れたいと思います。

それでは3週間後、7月11日(水)の19時に、六本木でお目にかかりましょう。

S.Akimoto at 06:30|Permalink

2017年04月24日

ブログ再開

 
バリとジャカルタへ飛んだ先週のインドネシア取材も、無事に終了しました。デンパサール空港に近いフォーシーズンズホテルでは、その立地を生かして楽しむ飛行機の離発着撮影を航空写真家チャーリィ古庄氏とともに体験。ジャカルタでは5月1日よりフル稼働するスカルノハッタ国際空港の新しいターミナル(T3)を視察し、充実した3日間だったと思います。

170424

写真はスカルノハッタ国際空港に隣接するガルーダ・インドネシア航空の整備ハンバーを訪ねたときのものです。ガルーダは航空機のMRO(メンテナンス、リペア、オーバーホール)ビジネスにも注力し、自社機のみならずアジアを中心とするエアライン各社の重整備を受託。安全に不可欠な技術力を蓄積している様子を垣間見ることができました。

さて、取材から帰国した先週の木曜日、私は誕生日を迎えました。たくさんの温かいお祝いメッセージをいただき、感謝しています。そして誕生日といえば、このBlog『雲の上の書斎から』がスタートしたのも、11年前の4月20日。昨年末から更新が途絶えがちでしたが、12年目を迎えたのを機に少しずつ再開していきたいと思います。

ただいま、朝の6時を回りました。これから支度をして成田へ向かいます。フィンエアーを利用し、ヘルシンキ経由で北欧アイスランドへ。1週間の日程での取材です。時間を見つけて現地からまた報告を書きます。

S.Akimoto at 06:06|Permalink

2016年10月21日

セミナーのお知らせ

 
東京ミッドタウンにあるスルガ銀行の「d-labo(夢研究所)」でこれまで「航空」をテーマに、空の旅の楽しさを知っていただくセミナーを開催してきました。私の回のほか、ゲスト出演で駆けつけた相棒の航空写真家・チャーリィ古庄氏の回も会場は立ち見が出るほどの満員状態。多くの方々に「ぜひまたやってほしい」という言葉をいただき、とても嬉しく思っています。

161021-1

そして本日、東京・日本橋のスルガ銀行ANA支店に「Financial Center」がオープンしました。空港カウンターや滑走路をイメージしたフロアなどでデザインを統一し、館内には大小のモデルプレーンも展示してあります。フリーエリアでは旅や航空に関する書籍などが閲覧でき、またイベントスペースとしての広さも東京ミッドタウンの「d-labo」以上。上の写真は、今日の昼にオープニングの現場にお邪魔して撮ってきたものです。

この「Financial Center」のオープンを記念した第1回セミナーを、私が担当することになりました。タイトルは『華麗なるファーストクラスの世界』。カーテンで閉ざされた先では、どんなサービスが行われているのか? 世界の空を旅してきた過去の体験をもとに、さまざまな角度からお話しします。セミナー後半では、ANAのファーストクラス乗務の資格をもつ現役CAをゲストに迎えての私との“本音トーク”も予定しています。

161021-2

日時は11月15日(火)の14時〜15時30分。昼間の開催になりますが、電話またはインターネットでお申し込みのうえ、ぜひお越しください。無料です。当日会場でお会いできますこと、楽しみにしています。

S.Akimoto at 15:52|Permalink

2016年03月06日

ニッポンの底力

 
NHK BSプレミアムで今週の土曜日に放送されるドキュメンタリー番組の収録を先週、羽田空港で行いました。タイトルは『驚き! ニッポンの底力──航空機物語』。同シリーズは過去にも「鉄道王国物語」「巨大建築物語」「自動車王国物語」などのテーマでオンエアされています。いずれも、その分野でいかに日本の技術やサービス、現場の人たちの知恵と努力が世界をリードしてきたかを伝える内容です。


昨年秋の企画段階から番組づくりに協力してきた今回の「航空機物語」では、日本が機体の35%を製造しているボーイング787の国内メーカーの部品製造工場や、限られたキャビン空間を最大限に生かすラバトリー開発の現場などを取材班が精力的に撮影。編集されたビデオの完成を待って、私たち出演者は羽田に集結し、映像を見ながら番組収録を進めました。

番組のMCは俳優の高橋克典さんとNHKアナウンサーの片山千恵子さん、レポーターにお笑いのハマカーンの二人、ゲストに俳優の高橋英樹さんと元AKB48の大島麻衣さんを迎えての丸一日かけての収録でした。私は総合解説という立場での出演です。ANAの整備ハンガーでは787の実機の前や機内で、JALの国内線ランプでは飛び立つ航空機を見送りながらMCやゲストとのトークを繰り広げ、さらにJALスカイミュージアムでは定時運航率を世界一に導いた社員たちの取り組みにも迫ります〔収録時の画像はfacebookにアップしました〕。

オンエアは3月12日(土)の21時〜22時30分。航空の世界に真っ向から切り込んだ、日本に“元気”を注入する見ごたえのある番組になったと思います。ぜひご覧ください。

S.Akimoto at 22:14|Permalink

2016年02月26日

旅客機ムック

 
昨年秋から制作をつづけてきたJTB交通ムック『旅客機と空港のすべて・完全保存版』が、今週発売になりました。2012年2月に出した同名ムックの内容を全面アップデートした最新版です。


2012年版では巻頭でボーイング787とエアバスA380を取り上げましたが、メイン企画も最新機種のレポートに差し替え。昨年10月に取材したフィンエアーのA350XWB搭乗体験記に始まり、MRJの初飛行レポート、天草エアラインがこの2月20日から運航を始めたATR 42-600の解説とカバーストーリィが続きます。

本書で私が執筆したのはそれらカバーストーリィに加え、日本でいま実際に乗れる機種や旅客機メーカーの解説、エアライン各社のクラス別シートやラウンジレポートなど計41ページです。ほかに航空&旅ライターとして現在売り出し中の宮下裕子さんや、グルメや機内食に詳しい古屋江美子さん、エディター兼ライターとして私とは古いつきあいの永田知子さんら強力メンバーが執筆陣に加わりました。旅行・航空アナリストの鳥海高太朗さんの担当ページもあります。そして写真の多くは、相棒の航空写真家、チャーリィ古庄さんが提供してくれています。

ベストセラーとなった『パラダイス山元の飛行機の乗り方』の続編である『同・飛行機のある暮らし』を4月に刊行予定の友人、パラダイス山元さんのインタビューコラムも、好評だった2012年版とはまた違った楽しい内容で掲載されています。いろいろ盛りだくさんの一冊に仕上がりました。「保存版」として、みなさんの書棚にもぜひ加えてください。

S.Akimoto at 10:21|Permalink

2015年08月31日

ラジオ後編

 
日付が変わりました。8月も今日でおしまい。早いですね。エアコンがいかれた書斎で、襲いかかる炎暑にひーひー言っていた数週間前がウソのように、ここ数日はすっかり秋めいてきました。窓を開けて寝ていると、冷気で目覚めてしまうほどです。


さて、今日は午前中に再び東京・浜松町の文化放送ラジオのスタジオへ。2週間前に生出演した「くにまるジャパン」のコーナーの後編です。当初は“前編・後編”の2回に分ける予定はなかったのですが、前回の放送でメインパーソナリティの野村邦丸さんが話のきっかけにと口にした「前振り」につい突っ込んだ返答をしてしまい、それだけで時間切れに。放送後に担当ディレクターから「予定していた本題にまったく入れませんでした。後編を段取りしますのでまた来てくださいよ」と言われ、もう一度スタジオでお話しすることになりました。

じつは今週、その野村邦丸さんが夏休みに入り、スタジオにいません。代わりに月曜日の番組アシスタントの加納有沙さん(左)と、別の曜日の担当である八木菜緒さん(右)の二人のアナウンサーで進行するそうです〔写真は番組ホームページより〕。

担当のディレクターからは、すでに番組の台本が届きました。しかし私の場合、台本をいただいてもまず見ません。見ても、その通りに進んだためしがないので。「ディレクターもわかってるはずなのになあ」と思いながら、一応開いてみたら、私の出演パートは「進行役の二人からいろいろ聞きますので自由に話してください」とあるだけでした。今日こそは、あまり脇道に逸れないようにしたいと思います。私の出演コーナーは午前10時過ぎから。

S.Akimoto at 00:05|Permalink

2015年07月02日

間もなく発売です

 
今年に入って取り組んできたサイエンス・アイ新書の新刊『これだけは知りたい旅客機の疑問100』は、カバーデザインも決まり、今月半ばに全国の書店で発売になります〔写真〕。ネット書店ではひと足先に予約の受付も始まりました。7月最初のBlogは、そのお知らせを少々──。


私がサイエンス・アイ新書で『旅客機の疑問』シリーズの刊行をスタートしたのは2007年9月です。おかげさまで多くの方々に支持されて版を重ね、その後は続編や姉妹編の『空港の疑問』『LCCの疑問』なども形にすることができました。ですが、初出から8年が過ぎたいま、航空の世界はずいぶんと様変わりしています。たとえば、従来のアルミ合金に代えて炭素繊維複合材でボディを構成したボーイング787が2011年秋にデビュー。ライバルのエアバスは“空飛ぶホテル”の異名をもつ総2階建て機A380をひと足先に就航させています。その超大型機に対向するためボーイングが新型ジャンボ747-8インターコンチネンタルを世に送り出すと、エアバスは787を意識した次世代機A350XWBを完成させました。

機種だけではありません。雲の上で過ごす時間そのものも大きく変化しています。A380のデビュー当時は、総2階建てのゆとりあるスペースを生かした個室型のファーストクラスが登場し、話題になりました。そんなゴージャスなシートを、現在はビジネスクラスにも搭載するエアラインが現れ、一般の人たちの手にも届きはじめています。

本書は、これまでお届けしてきた『旅客機の疑問』シリーズのいわば“集大成”です。最新の機種やテクノロジーに加え、空港や機内でふと頭をよぎる100の疑問を厳選。やさしく、わかりやすく、そして何よりも楽しく解説しました。初心者の方々にも立体的に理解していただけるよう、私の取材パートナーである航空写真家・チャーリィ古庄氏が撮影したたくさんの美しい写真を項目ごとに配置しています。空港の書店などで見かけたら、ぜひ本書といっしょに旅に出かけてみてください。

S.Akimoto at 00:28|Permalink

2015年06月18日

船と飛行機と鉄道と

 
学研パブリッシングから今週、『ちょっと豪華な乗り物の旅』というムックが発売になりました。“大人のたしなみシリーズ”の最新刊で、船と飛行機と鉄道の旅が1冊に凝縮されています。私は「第2部・エアラインの旅」で巻頭言の2ページと、日本の国際化が進展しつつあった当時を回顧する「古き良き時代の空の旅」というエッセイを寄せました。


飛行機の旅はもちろん、第3部で取り上げている「鉄道の旅」も楽しいですが、本書をめくってみてぐっと興味を引かれるのが第1部で紹介されている「クルーズ船の旅」。その導入部では、友人である『クルーズ』誌編集長の宮崎由貴子さんがインタビューに答えています。

「見知らぬ街へ、海から近づいていく体験は言葉にならないほどの旅情がかき立てられるでしょう。遥か昔の冒険者たちも、こんなワクワクする感覚を味わったのではないかと思うこともあるほど。ベニスのように、船で訪れるのが正統的だろうと思わせる街もあります。入港の様子を眺めていると、自分も歴史の流れのなかに身を置いていることを実感する気持ちが湧いてくるのです」

季刊『航空旅行』誌の取材で私が1週間のカリブ海クルーズを体験したのは、もう3年前になります。宮崎さんの協力やアドバイスのおかげで実現した取材で、船旅の楽しさと醍醐味を知りました。次はエーゲ海クルーズを、と目論んでいるのですが、まだ希望は叶っていません。ベニスを出港して、スペインの港町バルセロナを目指す──いつかそんな旅に出たいと思っています。

S.Akimoto at 10:43|Permalink

2015年06月12日

雲竹雄三って、誰?

 
日本からフランス・パリに向かう飛行機に乗り込もうとしている人たちに、時代遅れのトレンチコートを着た怪しい男がいきなり声をかけます──「知ってるか? 日本に空港は現在97ヵ所!」。その人物の名は、雲竹雄三。この物語の主人公です。乗客たちにいちいちちょっかいを出してはエアラインに関する蘊蓄を披露する彼とともに、パリへのフライトが始まりました。


私が原作(監修)のマンガ『うんちくエアライン』(KADOKAWA/メディアファクトリー)が本日発売になりました。主人公といっしょに空の珍道中を繰り広げながら、エアラインや航空の楽しい世界を知っていただける、ちょっとユニークは1冊です。作画の担当は、若手の平尾ナヲキさん。『シャカリキ!』や『昴』などの代表作がある漫画家・曽田正人さんのアシスタントを経て、自身の作品づくりを続けています。1冊の本にする、というのは今回が初めての経験だったそうですが、とても頑張ってくれました。

雲竹雄三(うんちく・ゆうぞう)という主人公の名前は、もちろん私がつけたわけではありません。「マンガ・うんちくシリーズ」のいわばレギュラーで、いろんな物語に顔を出します。「航空」については彼もまだ完全にはわかっていない部分があり、自分でも驚いたり発見したりしながらの旅なので、そういう意味でも読者にやさしく伝わる入門書になりました。

7月半ばには、サイエンス・アイ新書(ソフトバンククリエイティブ)から久々に新刊『これだけは知りたい旅客機の疑問100』も出ます。現在、第2校のゲラ校正が進行中です。カバーデザインも間もなく決定し、通販サイトに画像がアップされると編集部より連絡が入りました。こちらはより広く深く「旅客機の世界」を解説していますので、併せてご一読いただければと思います。

S.Akimoto at 10:52|Permalink

2015年05月25日

新メディアへ移行

 
お知らせです。私が連載を続けてきたWeb媒体「誠Style」が、今年3月末で終了となりました。誠Styleは、アイティメディアが運営する「Business Media 誠」の中のライフスタイルに特化したジャンル。そこを舞台に、2010年秋から連載『秋本俊二の“飛行機と空と旅”の話』がスタートし、これまでの寄稿は計80回を数えます。


今年の2月末に、出張で滞在していた熊本県天草のホテルに編集長から報告が入りました。「Business Media 誠が3月いっぱいで終了になり、4月からは新しいメディアが創刊になる」と。その新創刊の媒体名は「ITmedia ビジネスオンライン」。旧媒体で続けてきた各連載は、終了になるもの、形を変えて継続するものを編集部で検討し振り分けていくていくとの一文も添えられていました。

私の寄稿も3月初めに公開した「3Dプリンターで、飛行機づくりはどう変わる? ──エアバスの場合 」と題するレポートを最後にストップしていましたが、編集部と話し合ってきた結果、移行した新媒体でも連載を継続していくことがようやく決定しました。連載タイトルも、そのまま『秋本俊二の“飛行機と空と旅”の話』で変わりません。月に2回程度の更新を目標に、再開します。このBlog『雲の上の書斎から』のプロフィール欄の下にある連載バナーも新しくしました。

さて、新媒体「ITmedia ビジネスオンライン」での最初のレポートが、先ほどさっそく公開になりました。題して「エアバスの最新鋭機A350XWBに日本の技術はどう貢献している?」。日本の航空技術の近未来について考察しています。エアバスの仏独の開発・製造拠点で取材してきました。興味のある方は、ご一読ください。

≫≫≫「エアバスの最新鋭機A350XWBに日本の技術はどう貢献している?

S.Akimoto at 09:17|Permalink

2015年04月11日

航空セミナー第2弾

 
3月12日に六本木ミッドタウンタワー7階のイベントスペース「d-labo」で開催した私のトークセミナーのレポートが同サイトにアップされました。当日はせっかく申し込んでいただきながら、急な仕事などで出席できなかった方も多かったと主催者側から報告を受けています。レポートは2時間おしゃべりしたうちの一部を再現したものですが、お越しになれたかった方はこちらをご覧ください。


それでも当日はたくさんの人にお集まりいただき、d-laboスタッフも「セミナーを始めて以来の大入り・盛況だった」と話していました。“空の旅”に興味をお持ちの方がこれほど多いのかと、登壇した私自身も驚いています。セミナーではANAから現役の客室乗務員である広報部の山本直子さんにゲストで登場していただくと告知したことも、少なからず影響があったのかも知れません。

さて、その盛況を受けて、d-laboからは「今後も“航空”をテーマにしたセミナーは継続して開催していきたい」と要望が届きました。もちろん、私も二つ返事で承諾しています。そしてまずは、私の相棒である航空写真家のチャーリィ古庄氏が「第2弾」を受け持ってくれることになりました。2015年5月21日(木)の開催で、テーマは「写真で見る世界のびっくり空港&おもしろエアライン」。詳細はこちらです。

興味のある方は、どうぞ早めにお申し込みください。私は5月の連休明けは出張がつづき、しばらく留守にしますが、セミナー開催の前日には戻る予定。ですので当日は、私も会場に応援に駆けつけたいと思っています。

S.Akimoto at 18:18|Permalink

2015年03月30日

週刊ポスト

 
週刊誌に、ついに自分のことを書かれてしまいました。「顔はコワいがダンディで──」などと、褒められているのかケナされているのかわからないような、失礼千万な表現で。いったいどんな記者を使っているのか。ったく。訴えてやるゥ!


──というのは冗談です。記事を書いたのは、ラジオ番組のコメンテーターなどで大活躍している旅行・航空アナリストの鳥海高太朗氏。彼が『週刊ポスト』に連載中の「“おとな旅”コンシェルジュ」の取材で、私の親しい友人であるマンボミュージシャンのパラダイス山元さんとの天草への珍道中にいっしょに同行し、今日発売の同誌にその詳細を面白おかしく記事にまとめています。

鳥海氏からは記事が掲載される前に「男性週刊誌の“ノリ”で書かなくちゃいけなかったので、怒らないでくださいね」と連絡が届いていました。もちろん私は「何をどう書いたっていいよ。楽しい記事にしてね」と返事。彼は大切な仕事仲間ですし、航空マスコミの世界に入ってきたときからずっと可愛がっている後輩でもあります。そんな鳥海氏も加わっての今回の天草の旅は、飲んで食べて、とにかく笑いっぱなしの3日間でした。

私も現在、季刊『航空旅行』の春号(Vol.13)に寄稿する天草エアラインのレポートを書き進めています。例のドイツ・ジャーマンウイングスの事故のことで今日もTBSの昼の情報番組『ひるおび!』への生出演があったりで、作業が止まっていましたが、明日には仕上げて入稿できる予定。掲載号は4月30日に発売ですので、こちらもどうぞお楽しみに。

S.Akimoto at 17:54|Permalink

2015年03月23日

満員御礼

 
六本木ミッドタウンタワー7階のイベントスペース「d-labo」で先日(3月12日)開催した私のトークセミナーに、たくさんの方々にお集まりいただきました。主催者側からの報告では「過去のイベントの中でも最多の入りだった」とのこと。お越しいただいたみなさんには、改めて御礼を申し上げます。


いつも言っていることですが、私はモノを書く人間で、しゃべることを生業にしているわけではありません。セミナーや講演の仕事をあまり増やそうとも思わないので、準備にも時間をかけず、本番ではつい“本音”で余計なことも話してしまいます。それでひんしゅくを買って主催者から「もう来るな」と言われれば、はい、わかりました、もう行きません──というぐらいの気持ちで(笑)。

今回のセミナーでは、ANAの現役客室乗務員である山本直子さんをゲストに招き、途中で30分ほど私とのトークショーをはさみました。言いたいことを言ってしまう私とは違う、山本さんの誠実な話しぶりに、うなずいたりメモを取ったりしながら真剣に聞き入っていた人も少なくありません。私より、ゲストがお目当てだった人も会場にはかなりいたように思います。私ももちろん、それを狙って山本さんに声をかけたのですが(笑)。

もう来るなと言われたら、行きません──と先ほど書きました。ですが、反対に「来い」と呼ばれれば、積極的にリクエストにお応えしていくつもりです。セミナー終了後、主催者側から「反響が大きかったので、今後も“航空”をテーマにしたセミナーを定期的に開催させてほしい」と連絡がありました。「また話を聞きたい」と言ってくれているみなさんには、感謝の気持ちでいっぱいです。世界の空を飛びまわってかき集めた“裏話”をたくさん引っ提げて、また近く、みなさんと再会したいと思います。

S.Akimoto at 10:55|Permalink
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

Logo_MakotoStyle_Tittle.jpg
 
Contact

仕事依頼や相談・問い合わせは以下よりお気軽にどうぞ。のちほど連絡させていただきます。     ◇  ◇  ◇

名前
メール
本文
Books