2019年03月06日

跳び飛びの旅

 
飛行機に乗る。それは、出張や観光地へ向かうためだけに限りません。「飛行機に乗ること」そのものを目的とした旅もあります。何年か前に取材した奄美大島をベースに南西諸島をめぐる「アイランドホッピング」などが、まさにそう。1泊2日で計16フライトを体験する、まさに犁羔豊瓩箸發い┐襯劵魁璽旅でした。

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私が参加したのは、JALグループの一員である日本エアコミューター(JAC)を利用した1泊2日ツアーです。羽田からの早朝便で鹿児島へ飛び、乗り継いで奄美大島へ。そこから小型プロペラ機サーブ340で島々を巡ります。奄美大島を飛び立つと最初に喜界島へ向かい、喜界島のあとは再び奄美大島に引き返して、次は徳之島へ。徳之島に着いたら、また奄美大島を経由してスタート地点の鹿児島に戻る。そこまでが初日のスケジュールでした。どの便も空港での滞在時間は25分しかなく、その間にいちいち荷物を下ろしては、セキュリティチェックを受けて次の便に乗り込みます。たった25分では、街に出ているヒマもありません。

1便でも遅れてしまうと乗り継げなくなるのでは? そう不安に思う人もいるでしょうが、心配無用です。上記のコースを1機のサーブ340が便名を変えながら飛んでいくので、乗り遅れるリスクはありません。島から島へぴょんぴょんと飛び移っていくそんなアイランドホッピング・フライトを初日に6回、2日目は沖永良部島や与論島なども目的地に加えて朝から8回繰り返しました。東京からのアクセス便を含めると、1泊2日で16フライトになるのです。

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さて、今年も同様なツアーが売り出されています。昨夕届いたJALマイレージバンクのメルマガで「跳び飛びの旅」と題してPRしていました。募集しているのは、1泊2日もしくは2泊3日で8〜15フライトを体験するもの。日本エアコミューターの新機材ATR42〔写真〕を利用するツアーのほか、今年は那覇をベースに沖縄の島々を周遊する琉球エアーコミューター(RAC)利用のツアーも。詳細はこちらからご覧ください。島旅がそろそろいい季節です。

S.Akimoto at 11:53│国内の旅 | 日本のエアライン
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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