2019年02月15日

バレンタインデー

 
今週は都内のそこかしこで「バレンタインセール」の文字が目につきました。商売人にとっては、とても重要な商機となる1週間なのでしょう。それにしても、バレンタインデーとはそもそもどこでどう始まったものなのか? 調べてみると、イタリアが発祥らしいことがわかりました。

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発端は、古代ローマ時代の「ルペルカーリア」という祭りらしい。ルペルカーリアとはオオカミの女神で、たしかにローマ市内ではオオカミの乳を吸っている双子の像をよく見かけました。この双子の兄弟によってローマの街が築かれたという伝説があり、ルペルカーリアの日として定めた毎年2月15日には古くからさまざまな祭事が行われてきたようです。

若い男女がいっしょにいることを許されなかった古代ローマで、このルペルカーリアの日だけは例外だったそうです。祭りの前夜に娘たちは自分の名前を紙の札に書いて桶に入れておく。翌日になると男たちは桶のなかから紙の札を一枚取り出し、そこに書かれた名前の娘と、祭りのあいだだけいっしょにいることが許可されました。そしてそのまま多くの男女が結婚に漕ぎ着けたというから、当時の人たちには大事な縁結びの祭事だったのでしょう。実際にルペルカーリア祭が行なわれた洞窟が10年ほど前に古代ローマの遺跡群から見つかったといいます。

さて、日本ではいつからかチョコレートがバレンタインの縁結び役になりました。私にもいくつか届きましたが、もちろん犁鼠チョコ瓩个りです。上の写真はそのなかのひとつ。上野・湯島界隈を拠点とする私のために選んでくれたのでしょうか。私は甘党ではないものの、チョコレートはワインと合うので嫌いではありません。いまも赤ワインを一本抜きました。そしてチョコに手を伸ばそうとしましたが、パンダの顔のついたこの真ん中のは、もったいなくて食べられないなあ。

S.Akimoto at 23:57│オフタイム | 湯島だより
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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