2019年01月29日

ペットパスポート

 
私はパスポートを2014年暮れに更新しました。10年間有効なのでまだ約6年ありますが、スタンプを押してもらうスペースがもうほとんど残っていません。これからもまだまだ渡航はつづくので、増刷手続きが必要になりそうです。面倒くさいなあ。

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ところで、パスポートが必要なのは、じつは人間だけではありません。先日、深夜のラジオでそんな話題に触れていた番組がありました。たとえばUAE(アラブ首長国連邦)では、ハヤブサという鳥にパスポートが発行されます。ハヤブサは鷹狩りに使われる貴重な鳥であるため、密かに国外に持ち去られないよう緑色のパスポートの携帯が義務づけられました(写真はドバイのデザートサファリ取材時に撮影)。

またヨーロッパでも、EU(欧州連合)が「ペットパスポート」を発行しています。これを発行してもらえるのは、マイクロチップを埋め込み、ワクチン接種や健康診断をパスした犬や猫など。ペットパスポートを所持していれば、簡単な書類チェックだけでヨーロッパの国々をペットを連れて自由に出入りできます。通常は6カ月ほどかかる検疫も受ける必要がありません。このことでいま深刻な悩みをかかえているのが、イギリスの愛犬家や愛猫家たちです。

イギリスのEUからの脱退があと2カ月後に迫っています。そうなると、EUが発行するペットパスポートが使えなくなる可能性も。EUに加盟していないノルウェーやスイスへはOKでも、イギリス人は今年の夏のバカンスを、愛犬や愛猫といっしょに楽しむことができるのでしょうか。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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