2018年07月16日

天文イベント

 
2018年は天文イベントの当たり年。まず、皆既月食がこの1年で2回あります。1回目は1月31日で、全国で20時48分ごろに欠けはじめました。月がすべて地球の影に隠れたのは21時50分過ぎ。その後も1時間くらい月は隠れていました。その時間はちょうど月が空高くにあり、天気も全国的にまずまずだったので、幻想的な現象を楽しめた人も多かったようです。

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上の写真は当日、友人である写真家が送ってくれました。21時ごろに撮影したものと言っていましたので、部分食が始まって間もなくでしょう。左下から欠けているのがはっきりわかります。

月食は太陽と地球、月が一直線に並ぶときに起こります。地球の影の中を月が通過することで、月が欠けたように見えたり暗くなったり。皆既になると月に太陽の光が直接当たらなくなるものの、地球の大気をかすめるように回り込んだ光でわずかに照らされるので、赤みを帯びた黒い月になります。

さて、2回目の皆既月食はもうすぐ──7月28日の夜明け前に始まります。国立天文台によると午前3時24分に欠けはじめ、皆既になるのは午前4時30分。北日本では欠けきる前に月が沈んでしまいますが、東京など多くの地域では皆既のまま月の入りを迎えるそう。私はあいにく日本にいませんが、天候に恵まれれば富士山頂に皆既中の月が輝く珍しい「パール富士」が見られるかもしれません。7月31日は火星が地球に大接近するという天文イベントもあり、これについてはまた改めて書きたいと思います。

S.Akimoto at 21:36│オフタイム | 国内トピックス
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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