2018年06月29日

成田が変わる

 
成田空港に3本目の滑走路を新設することが決まりました。現在はA滑走路(4,000メートル)とB滑走路(2,500メートル)がありますが、計画ではこの二つに平行な形で新たにC滑走路(3,500メートル)を建設。あわせてB滑走路を1,000メートル延伸し、大型航空機が発着できるようにします。発着枠は現在の約24.6万回から、C滑走路の新設でいずれは50万回までに増やしたい考えです。

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海外から日本を訪れる観光客は年々増えつづけています。2017年は2,869万人に達しました。国は2030年までに6,000万人に増やす目標を掲げますが、羽田空港も成田空港も手狭になってきたことから機能を強化することに。海外のライバル空港に負けないため、というのも大きな理由です。

韓国や香港、シンガポールなども早くからいろいろな国や地域をつなぐ「ハブ空港」を目指し、成果を上げてきました。利便性で劣れば、航空路線をその空港にとられてしまうでしょう。成田のC滑走路新設に関しては、飛行経路の真下に住む人たちから騒音被害が拡大すると反発の声も上がっていましたが、地元自治体の多くは地域活性化の切り札になると考え、提案から1年半で合意という「スピード決着」になりました。

成田空港では旅客機や貨物便が離発着できるのは6時から23時までと決められていて、それ以外の時間帯は緊急の着陸以外には認められていません。その猝膰足瓩發い沺緩和される方向で動きはじめました。成田は大きく変わろうとしています。

S.Akimoto at 10:55│世界のエアポート 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE夢文庫)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(SBクリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。

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