2018年01月26日

世界の政府専用機

 
日本の政府専用機として1992年から運用してきた2機のボーイング747-400が、今年でついに退役します。2019年からは新しい777-300ERの政府専用機がデビュー。その外装デザインも3年ほど前に発表されました〔写真〕。整備委託先も、従来のJALからANAに変更になります。

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さて、海外で政府専用機といえばアメリカの「エアフォースワン」が有名で、ハリウッド映画などにも活躍シーンがよく登場します。しかし、政府専用機を保有するのは日本やアメリカだけではもちろんありません。オイルマネーでうるおった潤沢な資金で次から次へと新しい専用機を導入するアラブの国々や、国民が貧困で苦しんでいるのに見栄をはって政府専用機を仕立てて飛んでくる開発途上国など、調べてみるとそれぞれにその国のお家事情なども反映されていて、面白い。

各国は、どんな機種を政府専用機として使用しているのか? それを一冊にまとめた本が刊行になりました。航空写真家のチャーリィ古庄氏が著した『ビジュアル版・世界の政府専用機』(秀話システム)です。同書は、私と古庄氏が共著として出した『ツウになる! シリーズ』の第二弾。今回は写真も文章も古庄氏が一人で担当しています。

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大型機から小型機まで複数の政府専用機を持っているアラブの国々や、実際に飛ばす機会のほとんどない北朝鮮の話など、内容は盛りだくさん。世界の航空機を精力的に撮り続けてきた彼だから形にできた一冊だと思います。書店でぜひ手に取って、ご覧になってみてください。

S.Akimoto at 07:42│航空機&メーカー 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE夢文庫)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(SBクリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。

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