2017年07月10日

アイスランドの童話作家

 
週末の都心は30度を超える暑さで、外に出るともう全身汗だくです。オフィスに戻るたびに、シャワーを浴びずにはいられません。そんななか、書斎では4月に訪ねたアイスランドの記事を書いたりゲラ校正したりという時間がつづいていました。摂氏10度以下で過ごした旅の話は、7月末に発売の季刊『航空旅行』(Vol.22)でお楽しみください。

170710-1

アイスランドでは、北部最大の都市アークレイリを拠点に「手つかずの大自然」を取材・撮影しました。そのアークレイリの空港近くに世界的な童話作家、ヨーン・スウェンソンが幼少期を過ごした家があります〔写真上〕。記事には書き切れなかったので、簡単に紹介しましょう。

1857年に生まれたヨーンは、13歳で海を渡ってフランスの修道院を兼ねた学校で学びます。やがて神父になってドイツの学校で教鞭をとるかたわら、55歳の頃から「ノンニ」や「ノンニとマンニ」などの冒険小説を次々に発表。それらは40カ国語に翻訳されました。物語の主人公「ノンニ」の名前は、そのままこの作家の愛称にもなっています。80歳になった1937年には日本を訪れて1年間滞在し、各地で50回以上の公演を重ねました。日本語でも15冊以上が翻訳出版され、数多くの少年少女が物語に胸をときめかせたといいます〔写真下〕。彼の家は現在、博物館になっていました。

170710-2

さて、明日11日(火)は六本木ミッドタウンの「d-labo(夢研究所)」でトークイベントがあります。先日のBlogで報告したように1カ月前に定員に達してしまい、ご迷惑をおかけしましたが、会場でまたたくさんの方々にお目にかかれるのを楽しみにしています。天気予報では今日、明日ともに30度超えだそうですが、どうぞ元気でお越しください。

S.Akimoto at 11:11│ヨーロッパの旅 | 書籍・読書
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

Logo_MakotoStyle_Tittle.jpg
 
Contact

仕事依頼や相談・問い合わせは以下よりお気軽にどうぞ。のちほど連絡させていただきます。     ◇  ◇  ◇

名前
メール
本文
Books