2017年07月06日

ウィーンが近く

 
プチ休暇を兼ねて訪ねたイタリア・ローマから帰国すると、嬉しいニュースが飛び込んできました。好きだったエアラインのひとつ、オーストリア航空の成田とウィーンを結ぶ直行便が、2018年5月より週5便で復活するというニュースです。思わずこぶしを握りしめました。

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日本からウィーンへの路線がなくなったときにどれだけ淋しい思いをしたかは、当時のBlog「ウィーンが遠く」で書きました。本当に残念だった気持ちが、この文章の行間ににじみ出ています。サービスに独自の試みを取り入れた同社のフライトは、他では味わえません。成田に再び舞い戻ってくることを喜んでいるファンは、かなり多いと思います。

オーストリア航空が本拠を置くウィーンは、カフェ文化の発祥地でもあります。そんな同社ならではの個性的な取り組みの一つが、ビジネスクラスで本場ウィーンの代表的なカフェメニュー10種類から好みのコーヒーを選べるというサービス。日本ではウィンナーコーヒーの名で呼ばれる「アインシュベナー」や、伝統ある「ウィンナーメランジュ」を、私は搭乗したときによく注文しました。パンを一つひとつ温めて出してくれるのも同社の特徴で、焼き立てパンの香ばしいかおりがキャビンに漂ってくると食欲が増進します。カイザーロール、ライロール、ソフトロールなどのなかから好きな物を選び、淹れたてのコーヒーといっしょに味わうのがフライト時の楽しみになりました。

写真は、冬のウィーンでオペラ座を訪ねたときのものです。ああ、また行きたいなあ。成田線の再就航は2018年5月なので、まだ1年近く先。名物のクリスマスマーケットやオペラ鑑賞をもう一度ゆっくり満喫できるよう、その年の12月はいまからスケジュールを空けておこうと思います。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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