2016年03月24日

デビルスタワー

 
東京・丸の内のブリックスクエアにあるイタリアンレストラン「アンティーブ」で本日、米国ワイオミング州政府観光局主催のメディアランチョン(昼食会)があり、写真家の倉谷清文氏や1月のメキシコ取材で行動を共にしたライター・カメラマンの赤崎えいかさんらと参加してきました。イタ飯では丸の内でNo.1にランクされる料理をいただきながら、旅行先としての同州の魅力についてのプレゼンテーションを拝聴。楽しいひとときでした。


ワイオミング州というと、思い出すのが「デビスルタワー」を訪ねたときのことです〔写真〕。スティーブン・スピルバーグ監督の代表作『未知との遭遇』が1977年に公開された数年後で、まだ20代の後半だったでしょうか。当時はアメリカ東海岸から西海岸へ、グレイハウンドバスを乗り継いで大陸横断旅行をしていた真っ最中。どの街からどこを目指し、どこで降りるのか、まったく無計画な旅でした。その旅の途中でふと「行ってみよう!」と思い立ったのがデビルスタワーで、私の頭の中には、宇宙船が巨大な岩場に降り立つ映画のあのメインシーンが浮かんでいたのです。

私も、若かったなあ。バスで大陸横断など、いまでは考えられません。グレイハウンドバスは、その頃は「安全性の面ですすめられない」と旅行会社に言われていました。「安いので、危ない人も乗ってくるから」と。でも、仕方ありません。私もお金がない若者でしたから。車内で酒を飲んだりマリファナを吸ったりして騒いでいたグループがプロセスラーのような巨漢の運転手に引きずり下ろさるなど、道中いろいろありましたが、私自身に危険のおよぶような出来事はなかったと思います。きっと私も、彼らに輪をかけて「危ない奴」の一人だったのかな(笑)。

今日のプレゼンを聞いて、久しぶりにワイオミング州を訪ねてみたくなりました。行く場合はもちろん、もうバスは使いません。ユナイテッド航空でコロラド州のデンバーか、デルタ航空で西海岸のシアトルまたはポートランドへ飛び、そこからレンタカーでのんびりアクセス──というのが楽しそう。計画してみようと思います。

S.Akimoto at 15:47│アメリカの旅 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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