2016年02月23日

10機目のカラーは?

 
旅行・観光専門サイト『トラベルボイス』でシンガポールから報告を書いたように、同国で先週開催された航空ショーでは初日にMRJの新規受注に関する発表があり、三菱航空機のブースは湧き上がっていました。2015年1月にJALから32機のオーダーを受けて以来で、これでトータル受注数は427機(確定233、オプション170、購入権24)になったそうです。


同じリージョナルジェット市場で先行するライバルの1社が、ブラジルのエンブラエルです。代表機種は「E-Jetシリーズ」で、これまでERJ170(78席)、ERJ175(86席)、ERJ190(104席)、ERJ195(110席)の4つのモデルを市場に送り出しました。日本ではJALグループが2009年にERJ170を導入し、大阪・伊丹空港をベースに76席で運航を開始。また富士山静岡空港を拠点に2009年に誕生したFDA(フジドリームエアラインズ)も、ERJ170/175を使って地方都市を結んでいます。

FDAは、機体塗装に1機1機で色を変えるマルチカラーを採用していることでも知られています。最初の4機目まではERJ170で、カラーは1号機=レッド、2号機=ライトブルー、3号機=ピンク、4号機=グリーン。5号機以降は同175が導入され、5号機=オレンジ、6号機=パープル、7号機=イエロー、8号機=ティーグリーンの4色が加わりました。新しい機材が到着する際には、ファンの間で恒例となった「機体カラーの予想キャンペーン」が実施されます。5,000通のカラー予想応募があったという9機目は何とゴールドのメタリックカラーで、2015年3月に富士山静岡空港に降り立ちました〔写真〕。

来月には10号機目となるERJ175を受領する予定で、そのカラー予想キャンペーンも昨日から始まりました。FDAから提示されたのはシルバー、ブロンズ、エメラルド、ブルー、レインボーの5色で、正解者の中から抽選で全路線対象の往復特典航空券やミニプラモデル10色セットなどがプレゼントされます。締め切りは3月6日。みなさんもチャレンジしてみてください。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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