2016年01月09日

台湾でワーホリ

 
20代に若返ることができたら、何をしたいですか? 前に雑誌の記者からそんな質問を受けたことがあります。ろくな答えが浮かばず、ちょっと困りました。20代に戻りたいなんて、私は思いません。ライターの仕事は経験と蓄積が大事で、苦労してようやく物書きとしてのベースができたのに、また振り出しに戻るなんてまっぴらだからです。


ただ、一つだけ「やってみたかったなあ」と心に残っているのは、海外で働きながら滞在すること。私がちょうど20代に「ワーキングホリデー制度」というのが日本といくつかの国の間でスタートし、チャンスがあればとずっと考えていました。短期の旅行ではなく、長期にわたって海外で暮らすという経験は、やっぱり若いうちにやっておいたほうがいい。私はそう思います。いまなら10カ国以上から滞在国を選べますし、海外の初心者なら、身近な台湾あたりがおすすめです。治安がよくて親日的な人も多いことから、若い人たちに「海外へひとり旅に出るならまずは台湾で練習を」とアドバイスしてきました。

昨年12月に、イカロス出版から『台湾・香港 de ワーキングホリデー』というガイド本が発売になりました。台湾と香港の2つのパートに分けて、ビザの申請方法や出発前後のやるべきこと、滞在中の便利情報などをきめ細かく紹介しています。そのうちの台湾のほうを書いたのが、私の仕事仲間である旅ライターの保谷早優怜さん。台湾での留学経験もあり、時間を見つけては自分で何度も海をわたっていく彼女は、台湾に関してはプロ中のプロです。

2010年11月に羽田が再国際化して32年ぶりに海外への定期便が飛び始めたときに、保谷さんから「台湾がぐっと近くなるからチャイナエアラインの初便で日帰り取材に行こうよ」と誘われました。日帰りで、何ができるんだろう? 疑問に思いながらしぶしぶついて行ったのを思い出します。そして「プロの案内があれば、たった一日でこんなに濃い体験ができるんだ!」と感動したことは、5年経ったいまも忘れません。そんな保谷さんがエスコートする“台湾ワーホリ体験”──海外生活に興味のある若い人は、ぜひ手に取ってみてください。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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