2015年12月24日

サンタっているの?

 
日曜日から4連チャンで続いた忘年会も、学生時代の仲間が集った昨夜の浅草パーティでようやく一段落。今夜はお酒は控え、早めにベッドに入ろうと思います。いい子にしていないと、サンタさんが来てくれませんから。え、その歳になってまだサンタクロースを信じているのか──って? いけませんか。


手もとに、ある一冊の本があります。題して『サンタクロースっているんでしょうか?』〔写真〕。いまから120年近く前に、ニューヨークで暮らすバージニアという8歳の少女から届いた手紙でのそんな質問に、『ニューヨーク・サン』という新聞が社説で答えました。「バージニア、おこたえします。サンタクロースなんていないんだというあなたのお友だちは、まちがっています」という書き出しで始まる、愛情深い、味わいのある文章で。

今朝早く、書き物を始める前に、日本語で出ている翻訳書を久しぶりに読みました。これから読んでみようと思う人もいるかもしれないので、内容は明かしません。社説を書いたのはフランシス・P・チャーチ(1839〜1906)という記者で、いまでもクリスマスが近くなるとアメリカのあちこちの新聞や雑誌で繰り返し掲載されます。少女バージニアが1971年に81歳でなくなったとき、『ニューヨーク・タイムズ』は「サンタの友だち、バージニア」という見出しをつけ「アメリカのジャーナリズムにおいてもっとも有名な社説が書かれるきっかけとなった、かつての少女」と記し、その死をいたむ一文を捧げました。

みなさん、メリークリスマス! どうぞ素敵な聖夜をお過ごしください。みなさんのもとにも今夜、サンタクロースがやってきますように。

S.Akimoto at 09:31│マイ・オピニオン 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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