2015年12月21日

天空橋

 
風もなく、穏やかだった昨日の日曜日。東京・羽田で暮らす私のまな弟子の新居を訪ねるため、久しぶりにこの駅で降りました。「天空橋(てんくうばし)」という、空港の街にふさわしい名前の駅ですが、駐機場の飛行機が見えるほかは周囲にはこれと言って特筆すべきものもありません。降り立ったのが数年ぶりなのは、ここに来ても何も用事がないからです。


東京モノレールと京浜急行が交差する天空橋駅は、羽田空港の南西側にあり、両線とも開業時は「羽田」を名乗っていました。天空橋と現行の駅名に変わったのは、京急の空港線が羽田空港駅(現在の羽田空港国内線ターミナル駅)まで延伸された1998年11月で、おそらく「空港駅」と間違われないようにするための措置だったのでしょう。

天空橋という橋は、実在します。近くの海老取川に架かる、幅約3メートル、長さ約74メートルの歩行者専用の小さな橋です。地元大田区の小学校で新しい駅名を募集したところ、寄せられたうち最多だった「天空橋」が採用されました。

いい名前だなあ、と思います。昨日は、その先に架かる弁天橋をとぼとぼ渡り、下町らしい雰囲気がただよう住宅街へ。駅から15分ほどでまな弟子の家に着くと、私とともに招待されていた航空写真家のチャーリィ古庄氏もすでに到着していて、まな弟子の相方も含めた4人での忘年会が始まりました。

S.Akimoto at 16:47│オフタイム 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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