2015年12月15日

エプロンの方式

 
出張でニューヨークに来ているという友人から「思ったよりこっちは寒くない。昼間で12度前後だから、東京と同じくらいだね」と報告がありました。たしかに、例年だと12月のNYはもう少し気温が低かったかな? 到着したのはJFKではなくEWR(ニュージャージー州のニューアーク空港)だそうで、彼はまたメールで「1日遅い便だったら欠航だったよ」と書いてきています。


EWRだと、成田を夕方に発つユナイテッド航空でしょう。調べてみたら、本日の便はたしかに「キャンセル」になっていました。何かあったのでしょうか。

ところで、ご覧の写真はマンハッタンからヘリでEWRにアプローチしたときに空撮したものです。円形状のサテライト型エプロンがきれいに見えたので、シャッターを切りました。ターミナルの本体ビルとは別にミニターミナルを整備するエプロンを「サテライト方式」といって、規模の大きな空港の多くがこのスタイルを採用。ほかに、成田の第3(LCC)ターミナルのようにビルから桟橋状の通路を伸ばした「フィンガー方式」や、地方空港で見られるターミナルビルの前面に駐機場を設けた「フロンタル・パーキング方式」と呼ばれるスタイルもあります。

なかには「モバイル・ラウンジ方式」という変わりダネも。こちらは何と、待合室がそのまま“移動バス”になって乗客を運んでいきます。ワシントンD.C.のダレス国際空港がこのスタイルで、ラウンジで座っていたら、いきなり動き出してびっくりしました。時間に余裕があるときはそんな感じで空港ウォッチングを楽しんでみると、旅に思い出を添えてくれるかもしれません。

S.Akimoto at 23:38│世界のエアポート 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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