2015年12月09日

ゼロハリのポーチ

 
通称「ゼロハリ」の名で知られるゼロハリバートンはアルミ素材のアタッシェケースなどを専門に製造するメーカーで、米国の宇宙船アポロ11号が月の石を持ち帰る際に使用した「月面採取標本格納器」を製造したことでも有名になりました。スーツケースの分野ではリモワと人気を二分しますが、堅牢性という面ではゼロハリに軍配が上がるかもしれません。


そのゼロハリとのコラボによるアメニティキットのケースを、JALが国際線ビジネスクラスで12月28日より提供することになりました。世界の航空会社で初となる試みです。ケースの素材は2種類あって、日本発便ではソフトケースを、海外発はセミハードケースを用意。とくに海外発のセミハードケース〔写真〕が、かなりよさそうです。

リップクリームや歯磨きセットなど、キットに入る中身も発表されましたが、中身など私には関心ありません。欲しいのは、セミハードケース! もう一度言います。欲しい〜〜〜! なぜ2回も叫ぶのか。2008年に、ルフトハンザがリモワ製のアメニティポーチをファーストクラスで提供したことがあります。そのサンプルを見てあちこちで「欲しい〜!」と書いたら、フランクフルトの同社ヘッドクオーターを取材で訪ねたときに広報関係者が「欲しがっていたようなのでサンプルを用意しておきました」と私にくれたのです。そのことは当時のBlogにも書きました。同じようにゼロハリのポーチも「欲しい〜!」と繰り返し言っていれば、もらえるかもしれないなと思いまして(笑)。

JALが新しいアメニティを提供する対象路線は、羽田発着がサンフランシスコ、ロンドン、パリへの各路線で、成田発着がニューヨーク、ボストン、シカゴ、ダラス、ロサンゼルス、サンディエゴのほかバンクーバー、パリ、フランクフルト、ヘルシンキ、モスクワ、シドニーへの路線。関西発着のロサンゼルス線も対象になっています。これからしばらく「欲しい〜!」と言い続け、それでもくれなかったら──仕方ない、自分でどこかの路線に乗って、正当にゲットしてくるか。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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