2015年12月01日

聖夜の調べ

 
12月に入りました。東京の都心では、どこを歩いてもきらびやかなイルミネーションが目に飛び込んできます。そんななか、今日は夕方から、私の住む文京区にあるカトリック東京カテドラル関口教会へ。聖マリア大聖堂〔写真〕において、ロシア国立モスクワ・アカデミー合唱団によるクリスマスコンサートが開催されました。


東京カテドラルでのクリスマスコンサートは、今年で10回目を迎えます。海外の優れた合唱団を毎年、教会という特別な舞台に招いて開催してきました。その第1回目が、今回と同じロシア国立モスクワ・アカデミー合唱団。ロシアの合唱芸術は19世紀、ラフマニノフやチャイコフスキーなども作曲していたロシア聖歌の発展と結びつき、日本でも知られるアレクサンドル・スベシニコフにより設立され歩みを続けてきました。

恒例となったこの教会コンサートには、いつも「行きたい、行きたい」と思いながら、ここ数年は同じ時期に海外での仕事が重なってやむなく断念。運よく今年はスケジュールが合い、早い時期に席を確保できました。

ロシア国立モスクワ・アカデミー合唱団の来日は、2012年以来3年ぶりとか。クリスマスコンサートは11月26日の千葉を皮切りに28日の兵庫、29日の大阪と続き、今日の聖マリア聖堂が最終日です。19時過ぎに開演して、バラキエフの「天からの予言」やチャイコフスキーの「主を褒め讃えよ」のほか、ロシア民謡「トロイカ」やヴェルディ歌劇「椿姫」の「乾杯の歌」など全23曲。美しく重厚なハーモニーによる聖夜の調べに魅了された夜でした。

S.Akimoto at 22:46│映画・音楽 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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