2015年10月19日

親子イルカ再始動

 
先週火曜日(13日)の夕刻、福岡空港から到着した天草エアライン(108便)のエンジンから白煙が上がり、昨日まで修理のため運休していた“親子イルカ号”。今朝の始発便(天草発福岡行き101便)より運航を再開したという報告を聞き、ホッとしました。本当によかったです。


この間、私も経過をずっと見守っていました。トラブル後の国交省の調査では、火災の事実はなく、オイル漏れが原因だったことが判明。「重大インシデント」には当たらないとのことで、その点でもよかったなと思います。たった1機の“ダッシュ8”で初就航の2000年3月以来、無事故で運航を続けてきたことが、天草エアラインのスタッフたちにとって何よりの誇りでしたから。

運休していた14日〜18日までの5日間で、エンジン交換も終えたようです。読者のみなさんもすでにご存知のように、15年間飛び続けてきたダッシュ8は間もなく退役し、2016年1月からはATR42での新しい親子イルカ号がデビューします。先月にはその機体も披露されました。しかし、私にはどうしてもいまの親子イルカ号に愛着があります。

あと数カ月、最後まで事故などなく元気で飛び続けてほしい。それが天草エアラインの社員58人全員の願いだとも思いますし、ラストフライトのときは私も現地に駆けつけ、心から「お疲れさま」とねぎらいの言葉をかけたいと思っています。

S.Akimoto at 15:16│日本のエアライン 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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