2015年07月31日

長距離飛行の誘惑

 
ここしばらく、海外へ出ていません。北欧の白夜の生活を体験しようとJALでヘルシンキに飛んだのがちょうど夏至を迎えた日だったので、かれこれ1カ月半になります。1カ月を超えると、頭の中を支配しはじめるのが「ヒコーキに乗りたい病」。行きたい国や街があるわけではありません。ただ、移動する機内でゆったり時間を過ごしたくなるのです。


そんなときに選ぶフライトは、長ければ長いほどいい。何時間もかけてその国の空港に到着し、そこからさらに長距離線に乗り継いで向かうような場所が最高です。たとえば3年前に行った、ポルトガルのリスボンのような。

あのときは、エミレーツ航空のドバイ経由の便を利用しました。東京からドバイへ、ドバイからリスボンへ──たっぷり時間をかけながら。ドバイまではエアバスのA380で、ドバイからリスボンへはボーイング777-300ERでの旅だったと記憶しています。

ドバイ/リスボン線が開設されたのが、ちょうど3年前でした。私が乗った便はさほど混んでいなかったので、あまり需要がないのかなとそのときは心配しましたが、実際はそうでもないらしい。エミレーツ航空は今週、1日1便で運航中のリスボン線を来年1月から1日2便のダブルデイリーに増便すると発表しました。中東やアフリカ、アジアなどからドバイを経由してリスボンへ向かう旅行者需要を狙ってのことなのでしょう。アラビア半島から地中海を越え、スペイン上空を経由してのアプローチ。もう3年も経ったので、また同じルートで飛びたいなあ。

S.Akimoto at 17:34│世界のエアライン | 就航路線
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

Logo_MakotoStyle_Tittle.jpg
Contact
仕事依頼などの相談・問い合わせはお気軽にどうぞ。当Blogへのご意見・ご感想もお待ちしています。下のフォームをクリックして画面を呼び出し、ご記入のうえ、送信してください。後ほど連絡させていただきます。

Form
Books











About Link
Blog『雲の上の書斎から』はリンクフリーです。必要に応じて以下のお好きなバナーをご使用ください。リンクされた場合は上記 Contact Formよりご一報いただけますと嬉しいです。