2015年07月20日

リンゴの皮

 
このところ、外出時にご覧の“メジャー”を持ち歩くケースが増えています。近く転居の予定がある、というのがその理由。新しい書斎のサイズが現状のものと変わるので、オフィスの備品などを購入するにも、きちんと寸法を測っておかないといけません。そうしないと、使い物にならなくなる場合も出てきますので。


最近はそんなこんなで、いろんなものの「寸法」が気になって仕方ありません。この3連休は書斎での作業が続いていますが、いまも執筆の合間のコーヒーブレークに、寸法について思いを馳せたりしています。1センチとか1メートルとかって、そもそも誰がどう決めたんだっけ? そんなことを、ついぼーっと考えてしまって。

以前読んだ文献を書庫から引っ張り出し、目をとおして「ああ、そうだった」と納得しています。私たちが普段使っている1センチや1メートルなどの長さの単位は、地球の大きさを基礎にして決められました。わかりやすい例では、北極から赤道までの距離。それを経度に沿って測った長さの1,000万分の1が「1メートル」と定義されたのです。

同じ文献に「地球の大気の厚さは100キロ程度」とあります。100キロと聞いて、どう感じるでしょうか? 「へえ、そんなに分厚いんだ!」ととる人もいるでしょうが、私は「たかだか100キロしかないの?」と反対の意味で驚きます。だって、地球の直径は約1万2,740キロ。地球をリンゴにたとえれば、大気層はリンゴの皮ほどの厚さしかありません。「だから、何」という声が聞こえた気がしました。はい。そんなことはどーでもいいですね(笑)。仕事に戻ります。

S.Akimoto at 18:36│オフタイム 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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