2015年06月22日

夏至祭

 
私がヘルシンキに到着した6月20日(土)は、フィンランドの国民の休日──1年でいちばん日の長い夏至を祝う「夏至祭」でした。祭りのメイン会場となるのは、市の中心部からクルマで15分ほど行ったセウラサーリ島で、伝統的な「コッコ」と呼ばれるかがり火が焚かれ、若い人たちを中心に飲んだり踊ったりのどんちゃん騒ぎが繰り広げられます。


パーティは朝まで続くとフィンランド人の友人が話していました。朝まで続くのは、きっと夜の終わりと次の日の朝の境目がわからないからでしょう。facebookにも載せたご覧の写真は、滞在しているホテルの部屋の窓です。時刻は午前0時。太陽はかなり傾いてきたものの、沈む気配がありません。

この時期のヘルシンキは通常、短い夏を心ゆくまで満喫しようと、多くの市民や観光客で賑わいます。しかし夏至祭の日は、人通りも少なく、街はとても静か。郊外へ出かけて行ったり、家族でゆっくり過ごす人が多いのでしょうか。シャッターの下りたショップも目立ち、港のマーケットもいつもより早めの時間に店じまいを始めていました。

こういうときに都市部で過ごす──というのも、なかなかいい感じです。仕事を進めることが今回の旅の目的でしたし、喧騒から離れて作業にも集中できます。午前1時ごろにようやく窓の外が暗くなってきたので、少し眠っておこうとベッドでうとうとしていたら、午前3時過ぎには再び明るくなって新しい朝が始まりました。

S.Akimoto at 15:26│ヨーロッパの旅 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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