2015年06月20日

白夜を求めて

 
どんよりした梅雨空のした、先ほど成田空港の第2ターミナルに到着しました。JALのサクララウンジで現在、のんびり出発を待っています〔写真〕。これから向かうのは、フィンランドの首都ヘルシンキ。北欧を旅することを急きょ思い立ちました。ヘルシンキは今年2回目、真冬の寒い時期に訪ねて以来です。


サイエンス・アイ新書の新刊『これだけは知りたい旅客機の疑問100』の7月刊行に向けて、5月の連休前からとてもハードな日々が続きました。ようやく第3校のゲラ校正まで終え、どうにか“校了”も見えてきたので、ヘルシンキで通常の執筆活動中心の生活に頭と身体を戻してくるつもりです。

以前から公言しているように、私は典型的な「朝型」人間です。毎日の生活は、東の空が白み始める時間にベッドを抜け出してスタート。すぐにエンジンを全開にし、昼過ぎまで書き物に集中するというリズムが長年のあいだに身体に染みつきました。夕方以降、太陽が沈むと、気持ちが萎えて筆がはかどりません。新著刊行のメドが立ち、今後しばらくは、ライフワークとしてずっと取り組んできた作品づくりに集中します。そこで、朝の始まりが早い北欧で時間をたっぷり使い、態勢を立て直してくることを計画しました。「朝の始まりが早い」と書きましたが、白夜のこの季節のヘルシンキには夜らしい夜がきません。

前回(2月)はフィンエアーのエアバスA330-300で飛んだので、今回はボーイング787で運航するJAL便を利用することに決めました。あの個室型シートがならぶ「SKY SUITE」が787にも導入されたので、10時間を雲の上でゆったり過ごしてこようかな──と。いま「ボーディングが始まる」とアナウンスがありました。そろそろ出かけます。続きはまた現地から!

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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