2015年06月07日

粋な「A」マーク

 
海外取材の相棒である航空写真家・チャーリィ古庄氏の力作『エアライン年鑑 2015-2016』(イカロス・ムック)には、1,086社ものエアライン情報が網羅されています。調べ物があってページを開くたびに「世界にはこんなにたくさんの航空会社があるのか!」と驚くばかり。そして見ていて楽しいのは、エアラインの数だけマーキング(機体ペイント)のバリエーションがあることです。


現在はボーイング機かエアバス機だけを使用しているエアラインも多く、機種だけ見てもどの会社かはわかりません。空港などでひと目でエアラインを判別できるのは、ボディにペイントされたカラーリングやロゴマークのおかげです。デザインによって好き、嫌いは誰にでもあるでしょうが、私が「いいな」と思う1社がアリタリア-イタリア航空です。

国旗カラーである緑と赤をベースに、尾翼の形に合わせて同社の頭文字「A」を重ねたロゴマーク。お洒落で、スタイリッシュで、私は好きです。「イタリアだなあ」って、感じませんか?

そのアリタリア-イタリア航空が先週、ブランドイメージを刷新した新しい機体デザインを発表しました〔写真=同社提供〕。アリタリアの「A」を重ねた尾翼は同じですが、新デザインでは機体の底の部分までぐるっとペイントされています。個性がいままで以上に強調されている印象を受けました。そして、その機内で待っているのが、陽気なクルーたちによる本格イタリアンでのもてなし。あ〜あ、また旅に出たくなりました。秋になったら飛ぼうかな。ローマやベネツィアへは最近行ったので、こんどは南のナポリあたりを目指して。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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