2015年03月17日

王家の行列

 
個人的な用事(取材)でソウルに来たら、仁川国際空港のターミナルで名物の「王家の行列」に遭遇しました。朝鮮王朝時代の宮廷衣装に身を包んだ人たちのこの行列は、空港利用者に乗り継ぎの待ち時間を楽しんでもらおうという仕掛けのひとつ。毎日、昼前と夕方の2回行われ、見物客が続々と集まってきます。


そういえば先日、英国の調査期間スカイトラックス社が各国の国際空港を評価する「ワールド・エアポート・アワード 2015」が発表されました。1位〜4位は昨年と変わらず、1位は3年連続でシンガポール・チャンギ国際空港。そして2位に、今年もここ──仁川国際空港が選出されています。

仁川国際空港は日本人旅行者にとても便利で、とくに地方からの利用者が少なくありません。大韓航空だけでソウルから日本の15都市を結び、ソウルに昼の12時前後に到着するフライトが数多く設定されています。ソウル到着後は、1、2時間の乗り継ぎで世界の各都市へ。仮に4、5時間の待ち時間があっても、無料で使えるインターネットスペースや映画館などの設備が充実しているほか、30を超える有名ブランド店や免税店が並ぶショッピングエリアの散策も楽しい。一人あたりの免税品購入額は、たしか仁川国際空港が世界一だったと記憶しています。

今回は残念ながら、乗り継ぎ便の利用はありません。用事があるのはソウルのみ。さっさと仕事を済ませて明日には帰国します。本当はスギ花粉の少ない韓国でしばらく過ごしたいのですが。マスクを二重か三重にして完全防備し、花粉だらけの東京へ帰ります。憂鬱だなあ。

S.Akimoto at 17:51│世界のエアポート 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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