2015年03月08日

空港図書館

 
空港へは出発のどれくらい前に到着するか? と聞かれたとき、以前は「ぎりぎりに」と答えるのが旅慣れた人だとされてきました。ですがそれは、空港に早く到着しても何もすることのなかった時代の話。最近はショップやレストランなどの施設を充実させ、飛行機に乗らなくても「行くと楽しい場所」を目指す空港が少なくありません。


大都市の大型空港だけでなく、ローカルな空港でも同様な取り組みが始まりました。その一例が、2週間前に行った熊本県天草の天草空港です。今年の2月5日、同空港のロビーフロアの一角に「空港図書館」がオープン。天草産の木でつくられた温かみのある陳列棚に飛行機や天草に関する本が並び、出発までの待ち時間などに自由に閲覧できるようになっています。

私も先日訪れた際に、サイエンス・アイ新書の『疑問50』シリーズや『まるごと解説』シリーズなど著書を数点寄贈させていただいたのですが、帰京してから「そうだ、図書館にもっとふさわし本がある」と思い立って追加で送ったのが『飛ぶしくみ大研究』と『空港の大研究』の2冊。いずれも学校や図書館向けにつくった大型本で、天草エアラインの営業部長、川崎茂雄さんから「さっそく陳列しました。お父さんを出迎えに空港に来たお子さんなどが手にとってくれています」と嬉しい報告を受けています。

川崎さんからの報告の最後には「貸し出しはできないのですが、たまに本がなくなります。でも、数日するとちゃんと元の棚に戻っているんですよ」と、微笑ましい一文が添えられていました。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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