2015年02月28日

旅の最適シーズン

 
天草の旅から戻りました。おなかをいっぱいにして。「それにしてもよく食べたなあ」と思います。滞在した三日間、ずっと飲んで、ずっと食べていました。そもそものきっかけが、友人であるパラダイス山元さんからの「秋本さァん、暴飲暴食ツアーしようよ〜」という誘いだったので、予定していたことですが。


今回の旅で最も印象的だったのが、食べ物のおいしさと、人々の優しさ・親切さです。そして、出会った誰もが口にしていた「この街が大好き」という言葉も忘れられません。それも、とっても控えめな口調で。上の写真──山元さんと私の間に写っているのは、最終日のお昼に訪ねた寿司の名店「蛇の目寿し」の女将さんです。近くの街から嫁いできて、暮らし始めるうちに、天草が大好きになったと話していました。

「本当に素敵な街なんですよ」と女将さん。「今日帰っちゃうなんて言わないで、あと1週間でも2週間でもいてみてくださいよ」
「ありがとうございます。でも、また来ますよ」と私。「次に訪ねるとしたら、何月頃がいいかなあ。やっぱり夏?」
「夏は最高ですよ。海が青いし、お魚はおいしいし。あ、違うか。お魚はいつでもおいしいわ」
「ははは。冬は寒いから、じゃあ次は夏にしよう」
「いえいえ、冬がまたいいんですよ。空気が澄んで、海も山も見事なくらいきれいなんだから」
「なるほど。夏場だと、何月がいいかなあ。梅雨時は避けたほうがいいと思うから、7月か8月?」
「それがねえ、梅雨の季節がまた味があるんですよ。大雨が降った翌日に急に気温が上がったりすると、霧が出ましてね。霧に包まれた先に幻想的な山の景色が現れて、それはそれは美しいんです」

結局、天草はどの季節も最高なのだという結論に達しました。食べ物のおいしさも、ここの人たちの優しさも、季節によって変わるわけではないので。また近いうちに再訪するをすることを約束し、天草エアラインの昨夕の便で帰京しました。楽しかった〜!

S.Akimoto at 19:40│オフタイム 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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