2015年02月25日

25年ぶりの天草

 
小さな港町に誕生した小さな航空会社──天草エアラインが、保有するわずか1機の小型プロペラ機をやりくりして毎日10便を運航していることは前回のBlogで紹介しました。第1便が朝の8時に本拠地の天草空港を出発。福岡を往復して帰ってくると、次は熊本を経由して大阪(伊丹)へ旅立ち、同じルートで午後3時過ぎに天草に舞い戻ります。ここまで6区間を運航したところで、乗務員が交代に。その後は福岡を2往復し、19時35分に天草に帰ってきて、ようやく1日の仕事が終了です。


その天草エアラインで本日、私も天草にやってきました。利用したのは、福岡に到着した朝の第1便が天草に帰っていくAMX102便です。羽田から朝6時25分発のANA便を使って、福岡に到着したのが8時25分。そこで9時発の天草エアラインに乗り継ぎました。

天草を訪れるのは、かれこれ25年ぶりです。もちろん当時は、天草エアラインはまだ存在していません。隠れキリシタンについて詳しく調べていた頃で、長崎か島原から船を使ってのアプローチでした。それに比べ、いまはこんなに近いのかと感動すら覚えます。飛行機だと福岡から35分、熊本からなら20分で着いてしまうのですから。

あいにくの曇り空でしたが、運航するボンバルディアDHC-8(39席のQ100タイプ)は2,700メートル程度の低い高度を飛ぶので、機窓からの景色もまずまず楽しめました。そして何よりも愉快なのが、機内の雰囲気です。社内に5人しかいない客室乗務員の一人が各便に乗務し、そのサービスはまさに“手づくり”といった感じ。詳しくは、天草の旅のレポートも含めて、このBlogやfacebookのほか雑誌などのメディアでも追々報告していく予定です。

S.Akimoto at 21:15│日本のエアライン 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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