2015年02月09日

欧州最短ルート

 
現在、朝の6時を過ぎたところ。東の空がうっすらと白み始めています。徹夜で続けてきた書き物をようやく終え、急いで荷造りにとりかかりました。パッキングを済ませ、軽く朝食をとったら、成田空港の第2ターミナルへ。これからお昼の便で、ヨーロッパの数都市を訪ねる取材に出ます。


ヨーロッパへ行く場合、ルート選びがポイントになります。目的地までダイレクトに飛べるなら問題ないのですが、直行便の就航がなければどこかの都市で乗り継がなければなりません。今回は「利便性」を重視し、また取材テーマの一つでもあることから、フィンランドのヘルシンキ経由を選びました。

北欧の街、ヘルシンキ。地図でみると、すごく遠くにあるように思えます。以前どこかでこんな文章も書きました──「地球儀で探すと、ずいぶんと上のほう。立っているとすべり落ちそうな位置にヘルシンキを見つけた。世界の首都でこれ以上北に位置するのは、アイスランドのレイキャヴィクしかない」。陸路で向かうならたしかに遠いのでしょうが、しかし空路だとそうではありません。丸い地球儀上に糸を伸ばして日本かの直線距離を比べてみると、欧州の主要都市の中で一番近いのがヘルシンキです。フライト時間も他の都市より1、2時間短く、ヘルシンキで乗り継ぐことで目的地までの飛行距離も「最短」というケースが少なくない。今回の旅の最初の目的地であるドイツ・ハンブルクへも、とても便利にアクセスできることがわかりました。

とはいえ、ヘルシンキに降り立つのもかれこれ3年ぶり。素通りしてしまうのも、もったいない。現地時間の午後3時過ぎに到着したら、今日はヘルシンキで1泊し、ハンブルクへは明日の早朝便で向かうことにしました。利用するフィンエアーは日本路線で運航するエアバスA330とA340に新しいシートの導入を進めているので、そのフライトも楽しみ。まだ古いシートの機材と新しいシートの機材が混在しているようですが、今日の成田線が新シートの導入機材だと嬉しいなあ。どうでしょう? 空港に着いてからのお楽しみ、ということで。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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