2015年01月15日

仰天の世界紀行

 
航空機の進化で、かつては実現しえなかった長距離路線が開設される時代になりました。ですが、ロングフライトだけが“空の旅”ではありません。世界には、フライト時間がわずか1分という超短距離路線も! そんな話が、先週発売になった『ビックリ飛行機でゆく世界紀行』(イカロス出版)の冒頭に出てきます。


著者は、航空写真家のチャーリィ古庄氏。彼は日本から何日もかけて、フライトを何回も乗り継いで、英国のオークニー諸島という聞いたこともない島を目指しました。前述した、飛行時間が1分という世界最短の定期路線に乗る──それだけのために、です。そんな珍道中ばかりを集めた本書は、読みはじめると面白くて止まりません。止まらないのは著者も同じで、彼は「まえがき」で「重度の三大疾病に冒されている」と告白しています。その三代疾病とは、依頼されてもいないのに飛行機の写真を撮りに出かける“撮りインフルエンザ”と、飛行機に乗ってばかりいる“乗りウイルス”と、機体番号を集める“レジおたく菌”と──。

私は、年末から続いていた執筆作業をようやく終え、チャーリィ夫妻と一昨日、東京・丸の内のイタリアンで新年会を開きました。彼が引率役で昨年秋に実施した「エミレーツ航空でゆくドバイ/ブロガーツアー」に参加させてもらった私の子分も交えて。チャーリィはその席で、新刊書を私にプレゼントしてくれました。写真にもあるように、私の書棚には彼の本がどんどん増えていきます。

本を手渡すときにチャーリィは私たち二人を見ながら「在庫が1冊しか手もとになくて」と恐縮するので、私は子分に「キミは自分で買いなさい」と言ったら、彼女からすかさず「私はもう買って、読み終えました」と返ってきました。え、えらいなあ。その発言にはチャーリィ夫妻も感激した様子。私も自分でお金を払って買えるように、ちゃんと働かないと。

S.Akimoto at 12:44│空の旅の資料館 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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