2014年10月01日

“雲の上”から再び

 
トルコのイスタンブールから戻ったのもつかの間で、またまた“機上の人”に。今日は羽田からドイツ・フランクフルトへ向かうルフトハンザLH717便の機内が、私の書斎です。食事を終えてから始めた原稿書きを中断して、休憩がてらノートPCを機内Wi-Fiにつなげ、シベリア上空でこのBlogを書いています。


長めの休みをとってはあちこち海外を放浪していた若いころと違って、最近は「行ったことのない国に行く」という旅ができません。渡航回数は年々増えても、目指すところはほとんどが「過去に訪れた国」というのがここ10年来のパターンです。なかでも毎年必ず1回は行くのがドイツ。今回も、ルフトハンザの本社主催のイベントがあり、それに出席するため羽田からの便をとりました。フランクフルトは去年の12月以来ですから、約10カ月ぶりになります。

ルフトハンザが羽田からフランクフルトへの路線で使用しているのは、ボーイング747-400。ご覧のビジネスクラス・シートも、これまで何十回と利用してきました。シェル型のライフラット・タイプで、180度水平になるフルフラット型が当たり前になった昨今では、古くなった感が否めません。ですが、偶然この便に知り合いのCAさんが乗務していて、隣が空いている窓側席を用意してくれました。「お仕事に集中できますように」と。ラッキーです! ルフトハンザは今年10月26日以降の冬スケジュールから、羽田線に次世代ジャンボ747-8の導入を予定しています。それに合わせてシートもフルフラット型の最新のものに切り替わるので、使い慣れたこのシートでの旅も今回が最後になるでしょう。

背もたれをやや深めに倒してリラックスポジションに変え、もう少し原稿を書き進めたら、到着後に備えて休もうと思います。その前に、冷えたドイツの白ワインをもう一杯、CAさんにお願いしようかな。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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