2014年09月08日

ピラミッド登頂

 
バスに揺られて1時間。メキシコシティ中心部から北へ50キロほど行ったところにあるラテンアメリカ最大の都市遺跡、テオティワカンを訪ねました。隣に写っているのは、私の彼女──ではありません(笑)。現地で偶然出会った、中村知加代さんです〔facebookに大きな画像を掲載〕。メキシコを一人旅しているそうで、話してみると、ANAの現役CAさんであることが判明。すっかり意気投合し、しばらく行動を共にすることになりました。


私たちに背後にそびえるのは、テオティワカンの中でも最大の建築物である「太陽のピラミッド」。高さ65メートル、底辺の一辺が225メートルあり、エジプトの二つのピラミッドに次ぐ世界で3番目の規模を誇ります。

頂上にたどり着くには、一段一段が膝くらいまである高い石段を計248段登らなければなりません。右腰を痛めていた私は、最初は登らないつもりでいました。前日にメキシコシティで、仕事をさぼって路上の靴磨き屋さんに靴磨きをさせていた警官を隠し撮りしようとして、階段を踏み外してしまって。このあたりはメキシコシティと同様、標高が2,000メートルを超える高地であることも私を躊躇させていました。空気の薄い高地が私は得意ではありません。息を吸っても吸ってもうまく酸素を取り込めない体質なのです。え、高いところがダメで航空ジャーナリストが務まるのかって? この仕事と高地嫌いとは、まったく関係ありません(笑)。

腰の具合がよくないことを中村さんに話すと、彼女は「えー、せっかくきて登らないんですか? ゆっくり行けば大丈夫ですよ。いっしょに登りましょうよ」と私を元気づけてくれました。そう言われてしまうと、怖じ気づいているわけにはいきません。時間をかけて一歩一歩、石段を踏みしめてゆきます。そうしてたどり着いた頂上で、息を整え、顔を上げると──見事な風景が目に飛び込んできました。残念ながらその絶景をここで披露することはでききません。10月末に発売になる季刊『航空旅行』の秋号(Vol.11)に掲載されるレポート「アエロメヒコ航空でゆくメキシコシティの旅」を、どうぞ楽しみにお待ちください。

S.Akimoto at 00:02│アメリカの旅 | 出会った人々
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE夢文庫)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(SBクリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。

Logo_MakotoStyle_Tittle.jpg
Contact
仕事依頼などの相談・問い合わせはお気軽にどうぞ。当Blogへのご意見・ご感想もお待ちしています。下のフォームをクリックして画面を呼び出し、ご記入のうえ、送信してください。後ほど連絡させていただきます。

Form
Books














About Link
Blog『雲の上の書斎から』はリンクフリーです。必要に応じて以下のお好きなバナーをご使用ください。リンクされた場合は上記 Contact Formよりご一報いただけますと嬉しいです。