2014年07月31日

ウィーン国際空港

 
「ハブ空港」という言葉をときどき耳にすると思いますが、大都市にあって多くの路線が集まっているというだけでは、厳密には「ハブ空港」とは言えません。ハブ拠点としての機能を発揮している空港には、各地からの便が同じ時間帯に到着し、さらにその1時間か1時間半後には再びそこから各地へ向かう便が飛び立っていく──そんな仕組みができあがっています。


では、ハブ空港で乗り継ぐ場合に、どれくらい時間的な余裕を見ておけば安心なのか? それを考える際の指標になるのが、空港ごとに定められた「MCT(ミニマム・コネクション・タイム)」です。MTCは「これだけ乗り継ぎ時間があれば問題ない」と判断する基準であり、飛行機が遅れて接続便に間に合わなかった場合はエアラインが責任をもってくれます。言い換えると、乗り継ぎ時間がMCTに満たないときは、航空券の予約・発券はしてもらえません。

ヨーロッパには、フィンランドのヘルシンキやオランダのアムステルダムなど、乗り継ぎの便利なハブ空港がいくつか存在します。その中でも突出しているのが、オーストリア航空やLCCのニキ航空がハブとするウィーン国際空港です。同空港のMCTは欧州主要空港の中でも最短の「25分」。日本からはここ数年、人気が高まっている東欧諸国を旅するときの玄関口としてウィーン空港を利用する旅行者が増えました。

さて、私がアドバイザー役も務める季刊『航空旅行』の2014年夏号(Vol.10)が発売になりました。すでに報告したように、メイン特集は「中東のエアライン」です。また人気企画の一つに、何人かの書き手が持ち回りでレポートしている「魅惑の浪漫空港を訊ね歩く──世界のエアポート」という連載があり、今号では私がウィーン国際空港を紹介しました。本屋で見かけたら、ぜひ手にとってご覧ください。

S.Akimoto at 00:01│世界のエアポート 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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