2014年07月22日

757搭乗記

 
先日のパラオ取材で、何年かぶりにボーイング757に乗りました。単通路型ベストセラー機の737やジャンボ機747、中距離路線で活躍する767とその後継機として開発された787などに比べて、757はあまり馴染みのない機種かも知れません。サイズとしてはやや中途半端で、受注が伸びなかったため、ボーイングは2004年に生産打ち切りを決めました。


757は、727の後継機として1982年に登場しました。727が個性的な3発機でファンも多かったのに対し、双発の中距離型機である757は見た目にも大きな特徴はありません。日本ではJALANAも採用しませんでした。が、それでも2004年までに計1,050機が製造され、いまも世界の空で元気に活躍しています。

冒頭で「サイズがやや中途半端」と書きましたが、200〜250席程度のこのサイズがちょうどいい路線も存在します。その一つが、デルタ航空が成田から直行便を運航するパラオ線でしょう。パラオのほかグアムやサイパンなどへのリゾート路線を中心に、同社は757を積極的に活用しています。通路が1本しかないナローボディ機ですが、私が利用したビジネスクラス「ビジネスエリート」は、通路をはさんで2席ずつをゆったり配置。パラオまでの4時間半を快適に過ごしました。

ビジネスクラスといっても、パラオ線ならさほど高くない追加料金で利用できるので、おすすめです。成田空港ではもちろん、専用のチェックインカウンターや保安検査場への優先レーンが使え、搭乗開始までは同社自慢のラウンジ「デルタスカイクラブ」も利用できます。それら出発前の様子も含めたパラオまでの757搭乗記は、来週発売になる季刊『航空旅行』の夏号(Vol.10)に書きました。7月30日から全国の書店に並びます。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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