2014年06月25日

砂漠の国のキャリア

 
私がアドバイザー役を務める季刊『航空旅行』の夏号(Vol.10=7月30日発売)は、中東を特集します。砂漠の国を代表する3社(エミレーツエティハドカタール)が巻頭特集で揃い踏み。なかでもこれまで厚いベールに包まれていたエティハド航空については、本誌では“美食ハンター”で知られるトラベルライターの江藤詩文氏と、私ともよくコンビを組む写真家の中西一朗氏が取材しました。


同社の内部にここまで入り込んだのは、旅行系メディアでは初めてかも知れません。「充実した取材ができた」と、先週土曜日に帰国した江藤・中西の両氏からも報告を受けています。

エティハド航空は2003年に設立された新しいエアラインながら、すでに世界80以上の都市へ翼を広げています。日本路線は、メイン拠点であるラブ首長国連邦(UAE)のアブダビへ成田からの直行便と、中部から北京を経由しての便を運航。日本線には残念ながらクラス設定はないものの、発表された最新の「ダイヤモンドファーストクラス」は話題を集めました〔写真〕。贅沢な空の旅を“独立スイート”で刷新し、乗客一人ひとりに快適な時間と空間を提供しています。考えてみれば、旧ファーストクラスが導入されてからまだ3年しか経っていません。プロダクトやサービスの向上に向けたこうした惜しみない投資を可能にしているのは、やはり中東系キャリアならではの潤沢な資金力でしょう。

そんなゴージャスなキャビンも、二人はアブダビで取材してきたようです。「これは飛行機の機内というより、まるで“家”です。本社の英国人マネージャーも『ここなら住めますよ』と言って笑っていました」と江藤氏。来月発売の夏号の誌面でそんな取材報告を見るのが、私もいまから楽しみです。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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