2014年05月07日
空港の舞台裏
成田や羽田、中部、関空などに代表される国際空港には、国内便を利用するときには必要のない機関がいくつかあります。身近な例でいうと、出入国審査(イミグレーション)や税関、検疫など。そこではどんな人たちが、何を目的にどう活躍しているのでしょうか?

雑誌『男の隠れ家』6月号が発売になっています。今号は1年ぶりのエアライン特集で、テーマは「空港の舞台裏に迫る!」。このところ、新しいシートや豪華なサービスを紹介する特集がいくつかの雑誌で続きましたが、『男の隠れ家』はとてもユニークかつ重要な点にスポットを当てました。成田空港とJALの完全協力のもと、空の旅を陰で支える人と仕事を紹介しています。
詳細は本誌をご覧いただければと思いますが、私はこの特集の巻頭エッセイとして空港で活躍する「公務員」について書きました。題して「空の玄関口で日本を守る」。冒頭で触れた入国審査官、税関職員、検疫官の三つの職種を取り上げています。
今年のゴールデンウィークも、昨日で終了しました。旅や飛行機のファンである読者のみなさんの中には、海外へ出た人も多いでしょう。大勢の利用者でごった返した空港では、それらの職種に就く公務員の人たちが、必死で汗を流していたはず。不法入国者を、密輸品を、病原菌を空の玄関口で食い止める彼らは、まさに日本という国そのものを守っているといっていいかも知れません。