2014年03月16日

自社ブランド

 
穏やかな日曜日です。気温も午前10時で約15度あって、ポカポカ陽気。その分、天敵(花粉)も我が物顔で暴れはじめました。朝からくしゃみが止まりません。さて、この1週間も春の嵐が吹き荒れるなど、いろいろありました。そんな中で私が注目したのは、三菱重工とIHAが航空機エンジンで提携する方針を固めたというニュースです。


航空機エンジンの市場では現在、欧米勢が圧倒的なシェアを占めています。米国のゼネラル・エレクトリック(GE)とプラット・アンド・ホイットニー、英国のロールスロイスの大手3社で、世界の航空機エンジンのシェアは全体の6割にも!

上の写真はANAのボーイング787に装備されたロールスロイスのエンジンで、開発には日本のメーカーも加わりました。エンジンは数千点の部品で構成され、三菱重工もIHIも有力な部品メーカーではあるものの、しかし部品供給だけではビジネスとしての規模も小さく将来的な発展も見込めません。自社ブランドのエンジンづくりで主導権をもつ「完成品メーカー」への転身を図る──三菱重工とIHIにはそんな狙いがあるのでしょう。この1週間は「リケジョ」として話題を集めた小保方晴子さんのニュースもマスコミを賑わせましたが、もともとがエンジニア志望で技術者びいきの私としても、日本のメーカーには技術で負けてほしくないと思います。

さて、今年に入ってしばらく封印していた海外取材を、今週から再開します。まずは明日の便で、アメリカ東海岸へ。出発は昼近くですが、空港でラウンジなどの取材・撮影があるため、成田へは始発の電車で向かいます。報告はまた、現地から。

S.Akimoto at 10:52│航空機&メーカー 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE夢文庫)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(SBクリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。

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