2014年02月20日

新卒CAを500人

 
ANAは今日、2015年度入社の客室乗務員(CA)を500人程度採用する意向を発表しました。500人というのは、過去最多です。羽田からの発着枠増加や国際路線の拡大という目標に向けて、人員を補充していく必要があるのでしょう。


採用する客室乗務員は東京ベースで、もちろん正社員です。以前もどこかに書いた記憶がありますが、ANAはここ数年、産休・育休制度をはじめとする組織改革に取り組んできました。女性社員に少しでも長く働いてもらえる会社にしたい──そんな思いがあるからです。そのベースにあるのが「社員一人ひとりの経験こそが会社の財産である」という考え方。客室乗務員はまさに機内サービスのスペシャリストであり、実際のフライトでどれだけ多くの経験を積み重ねてきたかでサービスにおけるスキルやセンスに大きく差が出てしまう。乗客の安全を守る「保安要員」としての役割にも、やはり経験が不可欠です。

人事担当のKさんは、私とのインタビューでこんなことも言っていました──。

「ベテラン社員の経験を社内に蓄積していくことが、ANAの強みになるはずです。いつか会社を辞めることになっても、ANAでのそれまでの経験をいろんな世界で生かしていってほしい。さまざまな分野で活躍する人の中に“ANA出身”という経歴を見かけるようになれば、ANAの評価もますます上がっていくでしょうから」

S.Akimoto at 11:54│日本のエアライン 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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