2013年11月11日

バチカンの朝

 
ホテルの屋上テラスから、サン・ピエトロ大聖堂の屋根が見えます〔写真〕。ローマは何度となく訪れていますが、バチカン市国のあるエリアに滞在するのは今回が初めて。アリタリア-イタリア航空のAZ785便で成田から昨夜19時にローマ・フィウミチーノ空港に到着し、そこから送迎バスでホテルに入りました。明け方まで続いた雨もあがり、穏やかな朝を迎えています。


独立国家とはいえ、ここで生まれ育った国民はひとりもいません。世界中から集まってきたカトリックの聖職者や関係者が計1,000名弱──これがバチカン市国の国民です。聖職者たちはバチカンに赴任すると国民となり、任期を終えて元の国に帰ると国籍もその国に戻ることになります。国土の面積は世界最小で、東京ディズニーランドの8割から9割ほど。その国土のすべてが世界遺産に登録されている、不思議でユニークな国です。

いまから、目の前に見えるサン・ピエトロ大聖堂を訪ねます。大聖堂(カテドラル)とは、一定の区域を司るカトリック教会の司教が座る椅子(カテドラ)が置かれた教会堂のことで、カトリックではこの大聖堂を中心に地域を治めてきました。ヨーロッパでは多くの街の中心部で、大聖堂の建物を目にします。これまで各地で大聖堂を訪ねましたが、大きさ、美しさとともにサン・ピエトロ大聖堂に勝るものはありません。

カトリック信者10億人の聖地であり、ルネサンス・バロック期の巨匠たちが築き上げた美術都市でもあるバチカン市国。まずはここから、ローマの街歩きを始めます。

S.Akimoto at 16:46│ヨーロッパの旅 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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