2013年05月23日

名物の汁無し麺

 
ベトナム中部の街、ホイアンに来ました。懸案だったfacebookもまったく問題ありません。今回はちゃんとつながりました。そして先ほど私のfacebookで写真を大きくアップしましたが、ホイアンに到着してホテルにチェックインし、さっそく旧市街に出て食べたのがご覧の「カオラウ」──ホイアン名物の“汁無し麺”です。


旧市街の路地を歩いていて、同行のカメラマン、中西一朗氏とともに「カオラウ(CAO LAU)」の看板がかかった1軒に入ってみました。カオラウはラーメンの一種ですが、麺に隠れてスープが見えません。たっぷりの野菜と麺を、ほんの少しのスープで食べます。ホイアンには代々100年以上もカオラウをつくり続けている店がいくつもあります。

「カオラウはベトナムでもほかの街にはない、ホイアンだけのものだよ」と店のおばさんが教えてくれました。「ベトナムの麺はみんな米からできていて、軟らかい。ホーもビーフンもそう。だけどカオラウは、どうだい、すごくコシが強いだろう。原料は同じ米なのに。その秘密は、街のあちこちにある井戸さ。ホイアンの井戸水には石灰分が多く含まれていて、この水でこねるとコシの強い麺ができあがるんだ」

そういえばここへ来る途中、路地のところどころで井戸を見かけました。ホイアンの人たちは井戸水が大好き。飲み水に、料理に、そして洗濯やシャワーにと井戸水が活用されています。それにしても、暑い! 外の気温は現在、摂氏38度。これからホテルに戻ってしばらく休憩したあと、日が落ちるのを待って、ランタン・フェスティバルの取材に再び旧市街へ向かいます。

S.Akimoto at 14:35│アジア・太平洋の旅 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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