2013年03月23日

旅客機の一生

 
人間の一生と同じように、旅客機にもそれぞれに異なる“人生”があります。国際線のロングフライトを主戦場とするエアバスA380などの超大型機から、国内線を一日に何度も飛ぶボーイング737などの小型機まで、働き方や役割も各種各様。そんな1機1機を「人」に見立て、その生涯をこと細かにつづったユニークな本が誕生しました。


タイトルは『旅客機の一生物語』。著者は私のフライト&旅取材のパートナーである航空写真家のチャーリィ古庄氏です。

「旅客機が『She(彼女)』と女性名詞で語られるのも、1機1機に対する愛しい気持ちの表れですね』と古庄氏は言います。「海外を取材していて出会った旅客機の機体番号を見て『あっ、以前乗った機体だ。元気にしてたか?』」とか『いまはこんな場所で頑張っていたんだなあ』と、つい声をかけてしまいます」

そんな古庄氏が、新型機の開発・誕生の舞台裏からエアラインに納入されて以降の路線での活躍、退役して人知れず眠りにつくまでの生涯をたくさんの写真と文章で追いかけたのが本書です。中古機市場の実態や墓場の存在など、一般の人が知らない話題も盛りだくさん。難しい専門用語を使わず、誰もが気軽に手に取れる一冊になっている点もおすすめです。「読み進めていただくと、途中で秋本さんも登場しますよ」と彼は言っていたので、みなさんも探してみてください。イカロス出版より来週月曜日──3月25日に発売です。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE夢文庫)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(SBクリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。

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