2013年02月19日

颯爽と、世界へ

 
ユニークなネーミングだな、と思いました。最初その名前を聞いたときに「お、いいじゃない」と。「Scoot(スクート)」──シンガポール航空の100%子会社として2011年5月にデビューした戦略的LCCで、このネーミングには「気軽に」というニュアンスで「颯爽と動く」といった意味が込められています。名づけ親は、同社設立とともにCEOに就任したキャンベル・ウィルソン氏でした。


ウィルソン氏を最初に紹介されたのは、彼がシンガポール航空の日本支社長に就任した2010年3月です。生真面目で、ちょっと“堅物”かな、というのが私が受けた第一印象でした。前任のフィリップ・ゴー氏がとても気さくな人で、私とはとくに仲が良かっただけに、つい比較してそう思ってしまったのかもしれません。昨年12月の会見の席で久しぶりに見たウィルソン氏〔写真〕は、ずいぶん印象が変わっていて驚きました。

とてもフレンドリーで、よく笑います。初めて会ったときは日本に赴任したばかりでやや緊張していたのか、あるいはいきなりヘンなジャーナリスト(私です)を紹介されて、警戒心があったのかも知れません。実際のウィルソン氏は、スクートという新しい、自由な雰囲気の会社のリーダーにぴったりな人です。

スクートは2012年10月29日に成田に就航し、それから早くも4カ月近くが経ちました。これまで予定が詰まって実現できませんでしたが、私もようやく今日、そのフライトを初体験します。成田を11時50分に発つTZ201便で、台北経由でシンガポールへ。その報告を受けたウィルソン氏から「せっかくだから、会おう」と声がかかり、多忙な中を時間をつくってくれて明朝、私が滞在するホテルに来てくれることになりました。ホテルのクラブラウンジで1時間ほど朝食を共にしながら、彼の新会社に賭ける思いや自身が愛してやまない旅のことなど、いろいろ話してみようと思います。

S.Akimoto at 00:02│世界のエアライン | 就航路線
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら新聞・雑誌、Web媒体などにレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『これだけは知りたい旅客機の疑問100』『ボーイング787まるごと解説』(ソフトバンククリエイティブ/サイエンスアイ新書)や『航空大革命』(角川oneテーマ21新書)など著書多数。

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