2012年10月03日

ヘミングウェイの家

 
憧れの人や尊敬する人物にゆかりのある場所を訪ねる旅は、とても楽しいものです。たとえば大好きな画家、パブロ・ピカソの生家を取材しようとスペイン南部の街マラガに飛んだのは2011年5月でした。そして私はいま、敬愛するアメリカ人作家、アーネスト・ヘミングウェイがかつて住んだ家の前に立っています〔写真〕。


マイアミ港を出航したクルーズ船は現地時間で10月2日の早朝、最初に寄港地であるキーウエストに到着しました。キーウエストは、アメリカ最南端に位置する人気のリゾート地。ここに、ヘミングウェイが1931年にから暮らしたコロニアル調の館が、内装も当時のままに保存されています。作家人生でも最も多作な時期を、彼はキーウエストで過ごしました。

シカゴで生まれたヘミングウェイは、パリでの留学ののちに再びアメリカに戻ることを決意します。しかし留学先のパリから戻ったのは、故郷ではなくフロリダのキーウエストでした。最初は1週間ほど過ごして帰るつもりだった彼は、結局その後、10年間もこの地で過ごすことになります。

ヘミングウェイがなぜ、ここキーウエストに住みつくことになったのか? 彼が書き上げた作品群の中に、キーウエストという街の風土やここで暮らす人たちとの交流が、どんなふうに反映されているのか? 今回の旅ではそんなことをテーマに、私はカリブの取材を進めています。

S.Akimoto at 07:08│アメリカの旅 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE夢文庫)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(SBクリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。

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