2012年09月04日

コペンハーゲン空港

 
先週、北欧滞在の最終日に、コペンハーゲン・カストラップ国際空港を取材しました。この空港はスウェーデン、デンマーク、ノルウェーの三つの国の共同出資でつくられ、スカンジナビア航空がメイン拠点として使用。年間で約2,000万人の旅行者が訪れます。


デンマークの首都コペンハーゲンの中心地から8キロ、列車で約15分という至近距離で、対岸のスウェーデンとも直線距離で20キロと離れていません。ここから伸びる路線も北欧各地にとくに手厚く、デンマークの空港というよりは北欧の中核空港としての役割を担ってきました。ターミナルビルの内装には北欧の木材をふんだんに使い、また上品なスカンジナビアデザインを随所に取り入れている点も印象的です。

規模も、使い勝手のいい適度なサイズで、大きくもなく小さくもなく。ロンドンやパリなど大都市の空港では国内外からの乗り入れ便が多く、混雑する時間帯には数機が上空で旋回し管制からの着陸許可を待つというシーンも珍しくありません。コペンハーゲン空港ではそうした“空の渋滞”もないため遅延も少なく、今年4月と5月にはスカンジナビア航空が2カ月連続で定時運航率世界No.1(4月=90.78%、5月=92.38%)になりました。

コペンハーゲン市内から列車で到着し、チェックインロビーに足を踏み入れると、いつも真っ先に目につくのが一つ上の出発フロアに立つご覧の銅像です〔写真〕。今回も、空港を訪れる人たちを歓迎するように、静かに見下ろしていました。

S.Akimoto at 12:49│エアポート 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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