2012年08月24日

三角屋根の家々

 
コペンハーゲンを21時に発つスカンジナビア航空2870便で、昨夜遅くにベルゲンに入りました。この街に来たのは4年ぶりですが、都会の喧噪とは無縁という印象は前回来たときとまったく変わりません。ここが本当にノルウェーで2番目の大きな都市なの? ついそう呟きたくなるような、小ぢんまりした居心地のいい街です。


朝5時に目が覚めて、ホテルでしばらく書き物をしてから、ベルゲン港を囲む街の中心部までカメラをもって散歩に出ました。東京はあんなに暑かったのに、8月下旬の北欧は上着がないと肌寒く、まるでエアコンの効いた部屋で過ごしているようです。

人口約24万人のベルゲンは、12〜13世紀にはノルウェーの首都でした。16世紀半ばまで干しダラの輸出が盛んで、ヨーロッパでも有数の商都だったといいます。その名残を見せるのが、写真のブリッゲン地区。三角屋根が特徴の色とりどりの木造家屋が並び、古い建物は大きく傾きながらも伝統技法で修復が繰り返されてきました。1979年には世界文化遺産に登録され、現在も土産物屋やお洒落なブティックとして利用されています。

海沿いに面した通りから一歩路地を入ると、中世にタイムスリップしたような街並みが広がり、古い造りの陶器の店などが軒を連ねます。朝早かったので、どの店もまだオープン前でした。これからホテルで朝食をとって、また出かけてみようと思います。

S.Akimoto at 15:27│ヨーロッパの旅 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

Logo_MakotoStyle_Tittle.jpg
 
Contact

仕事依頼や相談・問い合わせは以下よりお気軽にどうぞ。のちほど連絡させていただきます。     ◇  ◇  ◇

名前
メール
本文
Books