2012年05月13日

それぞれの異国

 
つい先ほどまで、成田空港のA滑走路に近いホテル、マロウドインターナショナル成田にいました。目の前の迫力ある離陸シーンにカメラを向けるヒコーキ大好き女子──“空美ちゃん”たちといっしょに〔写真〕。今日はそこで、成田空援隊プロデュースによる女子会イベントを開催。講師役の航空写真家、チャーリィ古庄氏に呼ばれてゲスト参加してきました。


現在はJALの整備ハンガーでの撮影教室が続いていますが、私は先に失礼して、空港第1ターミナルにあるデルタ航空のラウンジ「スカイクラブ」に来ています。明日からアメリカ南部の街、アトランタで取材があり、これから16時15分発のDL284便でロサンゼルスへ。1日だけLAで休暇をとったあと、月曜日に移動してアトランタ入りする予定です。

そのことを古庄氏に話したら、彼から「えー、私も今日の夕方の便でLAに行くんですよ」と言われ、お互いにびっくり! 同じ日に別々にLAに飛ぶなんて、本当に奇遇です。古庄氏が利用するのは、19時15分発のシンガポール航空SQ012便。私は現地時間の朝9時40分にLAに到着し、その3時間後に彼も着きます。LAではそれぞれに予定があるものの、普通ならそこで「夕方から合流していっしょに食事でも」という話になるのでしょう。が、私たちの間では、どちらからもそんな提案が出ません。いいえ、決して不仲なわけではないんです(笑)。ただ、私は「どうせチャーリィは夜も空港に張りついて撮影を続け、飛行機といっしょに過ごしたいのだろう」と確信していますし、古庄氏は古庄氏で「秋本はダウンタウンの繁華街で飲んだくれるつもりだろうから」と私からの誘いを警戒しているに違いありません。だから「合流しよう」などという話はどちらからも出ないのです。

いつも仲のいい二人が、偶然にも同じ日の同じ時間帯にLAに降り立つというのに──周囲の人は「へんな関係だな」と思って見ているでしょうね。ですが、こればかりは仕方ありません。価値観の違いですから(笑)。さて、ではそれぞれのLAを目指して、まずはお先に出発します!

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE夢文庫)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(SBクリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。

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