2012年05月08日

ワイントレイン

 
下の写真は、走る列車の中で撮りました。というと「へえ、珍しいね。食堂車?」と思うかも知れません。食堂車といえばたしかにそうなのですが、この列車は先頭車両から最後尾車両までがすべて食堂車! 米国カリフォルニア州のワインの産地ナパバレーを走る観光列車──“ワイントレイン”です。


ナパバレーのワイントレインは、世界中の旅行者を魅了してやみません。走行区間は、ナパを出発して北上し、カリフォルニアのワイン醸造の発祥地といわれるセントヘレナまでの往復約59キロ。通常なら1時間もかからない距離を、時速20〜30キロの速度でのんびり3時間もかけてゴトゴトと進んでいきます。私も今回初めて体験し、広大なぶどう畑の中に点在するいくつものワイナリーを車窓から眺めながら、フルコースの料理とカリフォルニア産を中心としたおいしいワインを満喫しました。各国から集まったワイン好きの人たちとの車内での交流も、いい思い出です。

私は飛行機だけでなくもともと鉄道も大好きで、1900年代初期に製造されたアンティークな車両にも興味がありました。現在走っているのは、当時の車両を完全復元したもので、車両はラウンジ型や展望型など4つのタイプに分かれています。ステーションには早めに到着し、入線前の列車をいろいろ撮影させてもらいました。

その取材レポートは、誠Styleの連載『“飛行機と空と旅”の話』で本日より公開しています。読んで興味をもったら、みなさんもぜひ訪ねてみてください。飲んだり食べたりが大好きな人にも、もちろん鉄道ファンにも、きっと満足してもらえると思います。

≫≫≫「カリフォルニア州ナパバレーで“ワイントレイン”に乗った

S.Akimoto at 08:39│アメリカの旅 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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