2012年04月07日

メモリアルフライト

 
約40年にわたって世界の空を飛び続けてきたシンガポール航空のボーイング747が、ついにラストフライトの日を迎えました。昨日は最後の別れを告げるメモリアルフライトで、シンガポールから香港を往復。「SQ747/748」という便名を冠したこの特別便に、世界中から集まった多くの熱心なファンたちとともに搭乗したことで、とてもいい思い出ができたと思っています。


昨日のメモリアルフライトには、シンガポール航空のコマーシャル担当上級副社長のマック・スゥイー・ワー氏や同社の最初の747パイロットだったケネス・トフト機長ら多くの関係者も同乗。上級副社長のワー氏とは、3年前にフランス・トゥールーズで会って以来の再会です。3年前には、シンガポール航空がエアバスから新造のA330-300の1号機を受領する際に取材に行き、現地で彼に単独インタビュー。副社長もそのときのことを覚えていたようで、機内で私に「東京からようこそ」と声をかけてくれました。

写真は、香港からシンガポールへ折り返す747のアッパーデッキで私と副社長が歓談している様子を、同行していた日本人記者が撮影してくれたものです。その15分ほどのやりとりの中で、私はワー氏からこんなメッセージを託されました。

「世界の中でも、日本には“ジャンボ機”747に特別の思いを寄せているファンの方が大勢いると聞いています。シンガポール航空が運航してきた747も、たくさんの日本の方々に応援していただきました。私を含めたシンガポール航空の社員一同から、これまで支えてくれた日本のみなさんに、ぜひ感謝の気持ちとお礼の言葉をお伝えください」

S.Akimoto at 17:35│世界のエアライン 
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『空を飛べるのはなぜか』『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(サイエンスアイ新書)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『ANAとJAL──こんな違いがあったのか』『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE 夢文庫)など著書多数。

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