2011年10月11日

空飛ぶ入国管理官

 
インドネシアの首都ジャカルタへ、成田発12時のガルーダ・インドネシア航空GA885便で入りました。今朝は、昨日のフライトで体験した同エアラインのユニークなサービス「機内での入国審査」について紹介しましょう。


成田空港でチェックイン手続きを済ませた私は、隣のカウンターに行ってインドネシア入国に必要な短期ビザを25USドル購入し、レシートを受け取りました。離陸後、機内でのミールサービスが終わって間もなくのことです。搭乗機に同乗しているインドネシアの入国管理官が乗客一人ひとりの席に回ってきたので、そのレシートをパスポートといっしょに入国管理官へ提示。そこで入国審査が行われ、審査済みであることを証明する水色のカードをくれます。ジャカルタ空港では他の国から到着した人たちがイミグレーションで列をつくっていますが、その横のゲートで水色のカードを係官に渡すと、私たちは長い列に並ぶことなく簡単に入国できました。

こんなサービスは世界でも唯一、ガルーダ・インドネシア航空だけです。しかも、すべての国際線に導入されているわけではありません。このサービスの導入路線は日本からの便のほか、シドニー線やアムステルダム線のみ。だから、余計に感動的でした。

また入国管理官というと、日本では「お堅い公務員」というイメージですが、機内で会ったインドネシアの“空飛ぶ入国管理官”はじつに気さくです。カメラを向けると自分から「スマイルが必要か?」と聞いてきて、カメラ目線でポーズ。イカした奴でした。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE夢文庫)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(SBクリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。

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