2011年01月04日

驚きの407席

 
2011年が無事にスタートしました。当Blogで今年最初に取り上げるのは、航空ジャンルの中でも私が早くからずっと追いつづけてきたエアバスのオール2階建て機、A380に関しての話題です。


昨年12月20日のBlog「ロスへの豪華旅」でも最後に少しだけ触れましたが、大韓航空が今年5月にA380を導入し、6月から成田/仁川線で運航開始予定であることが正式にリリースされました〔写真は塗装作業が進む大韓航空のA380 〕。私が驚いたのは、同社がそのA380のキャビンを、同型機では世界最少となる計407席(3クラス)でレイアウトしていることです。日本路線にすでにA380を投入している他のエアラインでは、シンガポール航空が同じ3クラスで計471席、ルフトハンザが計526席、エールフランス航空が計538席。それらに比べて、407席というのは何と贅沢なスペースの使い方でしょうか。

レイアウトの詳細を見ると、メインデッキ(1階席)にファーストクラス12席と、その後方にエコノミークラス301席を配置。アッパーデッキ(2階席)はすべてビジネスクラスとしました。しかしそのビジネスシートは、わずかに94席しか置いていません。

180度フルフラットになるこのビジネスシートは「プレステージスリーパー」と呼ばれ、成田とロサンゼルスを結ぶ KE001/002便などで現在も体験することができます。A380のゆとりあるスペースに、94席がどんなふうにレイアウトされるのか? これは本当に楽しみです。仁川から成田への路線のほか、香港やバンコク、さらに夏以降は北米やヨーロッパなどの長距離線へのA380導入も同社は計画しているようですので、私も早い段階で実際に搭乗し、レポートしたいと思っています。

Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE夢文庫)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(SBクリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。

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