2010年11月09日

買うか、借りるか

 
昨日朝、文化放送のレギュラー番組『くにまるジャパン』の「ラジオ白熱教室」というコーナーに生出演してきました。テーマは「どこよりも気の早い“羽田空港の本格国際化”の総括」です。


10時からのオンエアだったので、その15分前にスタジオ入りし、番組パーソナリティの野村邦丸さんと石川真紀さんの二人と顔合わせ。その席で石川さんが、手にした本を私に見せて「ご著書、読ませていただいています。とても勉強になります」と言ってくれました。この日のトークのテーマが空港だったので、事前に拙著『みんなが知りたい空港の疑問50』を入手してくれたようです。

オンエア終了後、番組ホームページ用にと写真撮影に移ったとき、石川さんはその本をまた手に持ってくれました。そこでふと、「あれ?」というちょっとした違和感を覚えたのです。オフィスに戻って、ホームページに掲載されたその写真を見て、違和感の正体がわかりました。石川さんの手にしている私の著書の表紙に、オレンジ色のバーがついた白いタグが〔写真〕。これ、図書館で借りてきた本なのです。いや、もちろん、それでいいのですけどね。必要な本を借りる──そのために図書館はあるのですから。

私の友人にも、図書館で働く司書が何人かいます。で、私が新刊を出すたびに「秋本さん、さっそく申請して、図書館に置きましたよ」と報告してくれるのですが──。最初は「図書館で読めちゃうと、書店で本が売れなくなるじゃん!」と思ったのですが、ある司書いわく「いまは誰もが簡単に本を買ってくれる時代じゃありません。ある本に興味をもつと、まず図書館に来てパラパラその本をめくってみて、面白そうだなと思った本だけ本屋さんに行って買うんです」。

なるほど、そういうものなんだなと勉強になりました。図書館で借りてきた石川さんは、面白い本だと思ってくれたかなあ。

S.Akimoto at 10:15│出会った人々 | 空の旅の資料館
Profile

秋本俊二(Shunji Akimoto)

作家/航空ジャーナリスト。東京都出身。学生時代に航空工学を専攻後、数回の海外生活を経て取材・文筆活動をスタート。世界の空を旅しながら各媒体にレポートやエッセイを発表するほか、テレビ・ラジオの解説者としても活動する。『飛行機はなぜ、空中衝突しないのか?』(KAWADE夢文庫)『羽田空港のひみつ』(PHP新書)『これだけは知りたい旅客機の疑問100』(SBクリエイティブ/サイエンスアイ新書)など著書多数。

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